Lawry's The Prime Rib
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ここLos Angelesには牛角が既に4軒もあるほど、焼肉関係にはまったく不自由していません。その反動なのかどうかわかりませんが、たまにはアメリカンなステーキに挑戦してみたいと思いLa Cienega Boulevard沿いにある「Lawry's The Prime Rib」へ。米国最高級牛肉「プライムリブ」をローストし客の前で切り分けてサーブするスタイルなのだそう。

このレストラン、東京・赤坂にあるツインタワー内にも店舗があり、またこのBeverly Hills店は日本の観光客の方も多く来店するとのことで既にご存知の方は多いと思います。ちなみにこのBeverly Hills店のあるLa Cienega Blvd沿いには、ブッシュ大統領が訪れて一躍有名になったあの西麻布の「権八」が只今建設中。今秋にOpen予定だそう。

さっそくプライムリブを注文。メニューは至ってシンプルでプライムリブの大きさを選べばいいだけ。Famous Original Spinning Bowl Salad、付け合せのMashed Potatoes、さらにYorkshire Pudding(これが一体なんなのかよく分からず)はデフォルトで付いてきます。私はコーンが好きなのでCreamed Cornを追加。これが甘くておいしかった!

オーダーしたのは「The Lawry Cut」。ローストビーフというのでぺらんぺらんの薄切り肉を勝手に想像していたのですが、普通のステーキとまったく変らない大きさ! かなり分厚いです。ですが味のほうは肉の旨みは十分残しつつも意外とアッサリ系。ピリッと辛いHorseradishをつけて食べると、刺身のわさびのような感じで途中醤油が欲しくなってしまうほどでした。

Lawry's The Prime Rib
100 N. La Cienega Boulevard
Beverly Hills, CA 90211



そして会計を済ませ店を出て、車をValetで受け取り帰宅途中のこと。

・・・相方の様子がなんだかおかしい。でも運転はきちんとしている。でも何かおかしい。しばらくすると口数がだんだんと増え言葉遣いが荒くなってきました。そしてやたらと暴言を吐きまくる。私が相槌をうつ余裕さえもあたえてくれません。

Σ(゚д゚lll)ハッ 

そうです・・・彼は「いきなり」泥酔していました。店を出るまでは普通(多分)だったのに、運転中にいきなり人格が豹変。実はこのレストランでワインを1本注文しました。ですが私は肉に思いっきり集中にしたためお腹がいっぱいになってしまいほとんど飲めませんでした。それではもったいないとまるごと1本うちの相方が飲んでしまったのです。体調がよくなかったのでしょうかたった1本でイってしまったうちの相方・・・。

そしてそこがどの辺りのマクドナルドなのかよく分からないところで車を停車。これまたいきなり「歩いて帰れー」と言われ車から降ろされそうになった私。とにかく私がハンドルを奪還せねばと思い、速攻彼を運転席から蹴りだして、後部座席に押し込みました。

ドがつくほどの方向音痴にもかかわらず地図も見ずに無謀にも自分の勘だけを頼りに家路へと急ぐ私。ですが行けども行けども行けども知っている通りの名前が出てこない。ふと気がつくとまわりの景色が怪しくなってきている・・・。落書きだらけの壁。ガラスの割れた窓。バリケードみたいなフェンスが延々と続く通り・・・。

おかしい・・・と思いつつも引き返すこともできず、涙をこらえながらも走っていると後部座席で寝ていたはずの相方がむっくりと起きて、走行中にもかかわらずドアを開けた・・・。「ちょ、ちょっと!閉めてよドア!(本当はもっとクソミソに怒鳴ってます)」と叫ぶ私。・・・や、やばい。こりゃ相当キている。は、早く家に帰らないとー(涙) あ、そ、それよりも早くこの怪しい危険な香りのする一帯から抜け出さないとー!と必死で運転する私。

赤信号で止まったと同時に、とうとううちの相方が車から飛び出した・・・。


ヒ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━━━ ッ!!!

なにしてんのおおおお!!!


通りから1本外れた街灯もない真っ暗な路地に向かって歩き出した彼。私はもうパニック。辺りはボロボロの壊れた車なんかがゴロゴロ止まっていたりするもう明らかに危険なエリア。どうぞ殺してくださいと言って歩いていているようなものである。しかし彼は泥酔しているのでそんなことには全く気付いていない。本当におめでたいヤツというのはこういう人のことをいうのだろう。Yahoo!のトップページにあるニューストピックスの見出しに「ロスで日本人男性射殺される」と躍る文字が思わず浮かんでしまった。

ジョジョジョジョ・・・

ふと、音のする方に目を向けると、な、なんと彼はのんきに用を足しているではありませんか!今にもフンフン~♪と口笛が聞こえてきそうなほど。しかも長い・・・長すぎ! このときほど他人に殺意を覚えたことはありません。後ろから軽く1発射ち殺してやりたいと思いましたよホントに。

その後なんとかHigh wayの入口を見つけ、無事生還を果しました。

実は、その迷走していたStreet名を覚えていたのでどの辺りを彷徨っていたのだろうかと後日地図で探してみると、「South Central」と呼ばれるエリアでロサンゼルスでも一、二を争う危険な地域のド真ん中を思いっきり走っていました・・・。この地域は発砲事件が多く911では対応しきれないのか、その発砲音をキャッチする音響追跡システムが使われているとかいないとか。 さらに「Exposition Park」という周辺のエリアはUSCなどがあるんですが「全米1セキュリティのしっかりした学校」と異名があるぐらいで、逆にこの地域の危険度をよく示していますね。

思わず背筋が凍る私。うちの相方にこのことを告げるとひたすら謝ってくれ、車にはカーナビを取り付けてくれました・・・。うーむ。でも根本的な解決になっていないような気がするんだけどなあ・・・。
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by cabayarea | 2005-09-05 17:23 | Restaurant & Food


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