KAWATARO Yobukoten
a0027492_1546119.jpg
とうとうこの日がやってきてしまいました。

うちの相方にとっては九州の旅総決算というべきかクライマックスというべきか、とにかくこの日の私のテンションはかなり低かったように思えます。

そう。それはすべて「イカ」のせい・・・。


ご存知「釣りキチ」ならぬ「イカキチ」であるうちの相方、ここアメリカで彼の理想とする新鮮なイカが手に入るわけがないのに、あんなことや、こんなことまで堂々と言ってのけるわけでしてかなり辟易していたのです。

そりゃあうれしいでしょうねえ・・・。この日彼は興奮を抑えきれないのか朝5時に目が覚めてしまったらしく、出発するまで終始落ち着かない様子でした。

a0027492_9462048.jpgそしてレンタカーを借りて一気に向かったのは佐賀県・呼子にある「河太郎 呼子店」。普段、運転中は無口で通す彼も、片道約2時間の道中機嫌よく喋る喋る喋りまくる。

元祖とも言うべき呼子を「イカの名所」にしたのがなんといってもこの「河太郎」といわれており、評判が評判を呼び、お客さんが増えて次の新しい店がまた増えるというそんな好循環により現在の呼子はイカの活き造りの町として発展し有名に。映画監督の故黒沢明氏も贔屓にしていたらしく、撮影の合間にヘリコプターで駆けつけたエピソードがあるらしいです。


a0027492_16273520.jpg週末で混んでいたため1時間半近く待っていけすの見える1階の座敷へやっと案内されました。「とにかくここは何が何でも定食じゃ」という相方のありがたいアドバイスのもと「いか活き造り定食(2,625円)」を注文。席に座るとまず小鉢の「菜の花のお浸し」と「お吸い物」が。そして登場したのがこの船盛り状態の「イカのお造り」! しかも3匹まるごとー! しかもしかも生きているのか激しく動く動く! てか動きすぎ! とっても新鮮です。


a0027492_16352472.jpgイカをつついて遊んでいる私を尻目に、まるでそばをがーっとすすり食べるかのようにズルズルとイカの刺身をがっつく相方。「いいよいいよ私の分も遠慮なく食べて♡」と差し出してあげましたよもう。プリっとコリコリっとしていておいしいけど、やはりそんなに食指は動かない私。江戸っ子も真っ青なそんな彼の豪快な食べっぷりに癒されながらも私は「さざえの壷焼き(945円)」を堪能いたしました。このさざえの身のデカさといったら!! 食べ応え満点!


a0027492_1640178.jpgイカの活き造りが食べ終わるとエンペラとゲソが残った状態に。「もったいないなあ~」と私がつぶやいていると通りがかった仲居さんに下げられてしまいました。「あああ~持ってっちゃったよ」と小さく叫ぶもそんな私の顔を見てにやりとする相方。この余裕っぷりはだてに「キチガイ」じゃなさそうですよ。しかしこの後どうなるのかこの時点で知る由もない私は・・・


a0027492_16514050.jpg途中熱々の「いかしゅうまい」が出てきて思わず笑みがこぼれます。それにしてもいかしゅうまいってどうしてあんなにもおいしいのでしょうか! 食感がふわふわふっくらしていてあっさり。そのままでもいいのですが辛子醤油で食べるともう最高です。そしていかしゅうまいの元祖といえば「萬坊」。同じく呼子にあるここのいかしゅうまいはお土産にするととっても喜ばれますよね。


a0027492_176027.jpgそしていかしゅうまいにうっとりしている間にでてきたのがなんとこれ!「イカの天ぷら」です! 実は先ほど下げていったエンペラとゲソはこうやって天ぷらにしてくれるのです! やったーーー揚げ物だと大喜びの私。「おひつに入ったご飯」と「赤だしのお味噌汁」、それに「お漬物」が間髪入れずにやってきて・・・


a0027492_1761969.jpg私の飯茶碗は「イカ天丼」状態に! ゲソ天を天つゆにじゅっと浸してご飯にのっけるの繰り返しでおひつの中はすっかり空っぽ。天つゆは素材そのものを味わうために薄めに作られているとのことでご飯との相性は抜群。今度は相方が「いいよいいよ俺の分まで食べて♡」と言っていただきましたのでそこは遠慮なくがっつきさせてもらいましたよ。やっぱり揚げ物がないとテンションも上がらない私にとってこの最後のサプライズは涙がでるほどうれしかったデス。

河太郎 呼子店
佐賀県唐津市呼子町呼子1789-2
0955-82-3208
[PR]
by cabayarea | 2006-03-19 17:14 | Kyushu 2006


<< Hakata-Ryoutei ... Mizutaki NAGANO >>