Simon L.A.
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来週末に友人とのBBQ Partyが控えており、それに備えてグリルやテーブルなど道具を買いに出かけたら、普段の週末以上の混雑ぶり。しかもなぜかどこの店も50%-70%OFFというSaleの嵐。

「おかしいなあ。なんでこんなに混んでいるんだろう。なんでこんなに安いんだろう。」と思っていたら・・・

そうこれが噂の"Labor Day Sale"だったのですね。すっかり忘れてました。

それにしても噂どおり本当にお買い得で、普段なら購入にちょっとためらってしまうようなものでも半額というだけで即ショッピングカートの中へ。しかもアウトドアグッズに関しては日本とくらべて遥かに安いアメリカだけあってBBQ道具一式が唯一の嫁入り道具だった私にとってはもう興奮状態というかノックアウト寸前でした。

そういえば、ついこのあいだ夏がきた(アメリカでは夏の始まり=Memorial Day/5月最終月曜日)と思ったらもう夏の終わり。人間歳をとると時間の感覚が短くなるとどこかで聞きましたが、とにかくLabor Dayは夏の終わりを告げる日でもあります。



a0027492_11365892.jpgそれでも日中はまだまだ日差しの強いLA。そんな買い物の途中、地元紙はもちろんThe Wall Street Journal紙でも取り上げられ今ちょっとした話題にもなっているレストラン「Simon L.A.」で昼食をとることに。場所はビバリーヒルズにある観光客にも人気の巨大ショッピングセンターの目の前にあるホテル「Sofitel LA」の中にあります。

このホテル、たしか以前は"バリバリ"のフレンチ・ヨーロピアン調で、あのエリアに立地しているわりには、周りの雰囲気からちょっとズレているというか浮いているような感じのホテルだったのですが、今年6月に約40億円をかけた改装を終了させ見事なまでに今流行のいわゆる"Trendy Boutique Hotel"に生まれ変わりました。


a0027492_12573617.jpgそしてこの新しいホテルにふさわしいシグネイチャーレストランを立ち上げるべく起用されたのが、アメリカ版「料理の鉄人」、Iron Chef AmericaのGround Beef戦で勝者になり一躍有名になった「Kerry Simon」氏。長髪で"Rock'n'Roll Chef"とも称されるその容貌はまさにロックミュージシャンといった感じなのです。外見からはとてもじゃないけど料理人に見えません。

そんなChefのメニューセレクションはいわゆる"American comfort food"が中心。ですがまずはカクテル「Cabo Wabo Watermelon Margarita($12.00)」でまったりと。外のテラスからちょっとむっとするような暑い空気が流れてくるこんな日にはこんな南国風のカクテルがぴったりでした。


a0027492_1374964.jpg運ばれてきたテーブルブレッドは2種類。これはプレッツェル風のブレッド。出てくるパンが普通のバケットとかではなく、普段食べないようなこういったちょっと"手の込んだ風のもの"だとそれだけで本当にうれしくなってしまいます。

めずらしい&おいしくって、ついつい勢いにまかせて食べてしまうので、肝心のメインのときには既に胃がきゅーきゅーになってしまってメインを残してしまうことが少なからずもあるということが難点でしょうか私の場合。

a0027492_1382734.jpgこちらのブレッドはLentilと呼ばれるレンズ豆が入ったコーンブレッド風のもの。ちょっとクセのある風味でした。

ちなみにデザートのメニューも一風変わっていて、LA Weeklyでも紹介された「The Junk Food Sampler($25.00)」といったものまであり。"アメリカ版懐かしい駄菓子の盛り合わせ"といったところでしょうか。
巨大なピンクの綿あめに、Cracker Jack社のキャラメルポップコーン、Kellogg's社のMarshmallow Rice Krispiesという溶けたマシュマロでまとめたポン菓子もどき、それにHostess社(この会社のお菓子はホントにジャンクスイーツの極めつけだと思う)のSno BallsやCup Cakesなど懐かし系のジャンクスイーツのオンパレード。隣のテーブルでは偶然にもこのピンクの綿あめを食べていたのを見かけたのですが、本当に巨大でした。


a0027492_14314619.jpgアペタイザーには「Crispy wild "little" Gulf shrimp($14.00)」を注文。

日本の伝統的な器である木枡を使ったこのプレゼンテーション、おもしろいです。Las Vegusにある店舗でも店名のロゴが入った木枡にフレンチフライを盛ったりとSimon氏お気に入りのアイデアのようです。メニューには"with PONZU dipping sauce"とあったのですが、どうみてもポン酢ではなくなぜか出てきたのはサザンドレッシング風のピリッとスパイシーなマヨネーズソース・・・。


a0027492_14451063.jpgなんといっても今回これが目当てで訪れたといってもいいぐらい食べたかったのがこの「Maine Lobster Roll($23.00)」。いつかはボストンあたりなんかで本場のロブスターサンドを食べてみたいと常日頃思っていただけにかなり期待していました。

これがまた見た目の寂しさ(サンドとトウキビだけ!)とは裏腹に旨かった!ロブスターにまったく生臭みがなくて想像以上にぷりぷりなのです。ロブスターと和えてあるのは自家製のマヨネーズ、それプラスDillとTarragonのハーブで仕上げており、さわやかでとてもフレッシュな感じ。
a0027492_20726100.jpgさらにこのサンドに使われているバンズの美味しさといったら! びっくりしてしまいました。サンドイッチで使われているパンでこんなにカリカリのサクサクのおいしいパンはここアメリカで食べたことも見たこともありません。風味がとてもButterlyというかリッチなのです。具があっさりしているだけあってバランスは最高。

実はこのバンズ、LAの有名ベーカリーLa Brea Bakeryから特別に仕入れているHot dog bun(ホットドッグ用の丸パン)。ホットドッグ用のバンズというとパサパサにもかかわらず口にいれるとふにゃっとしてヘンな味のするものが多いのですが、これは本当にとっても香ばしい風味のあるバンズ。どうりでおいしいハズ!


a0027492_14581862.jpgそしてこれは新聞の一面にも載っていた「Roasted Halibut($26.00)」。付け合せはQuinoa(キノア)というアンデス原産のほうれん草と同じアカザ科の穀物。粟にもちょっと似た感じです。こんな小さな粒々なのにたんぱく質が豊富で糖質ゼロ。栄養満点なんだとか。これがまた食感がぷちぷちして美味しいのです。キノアにはレーズンにも似たCurrants(カレンズ)とPinenuts(松の実)が混ぜてあって、それらとの食感のハーモニーがGood。

a0027492_157654.jpgHalibutとはヒラメと訳されたりするときもあるんですが、こんな身の厚いヒラメは見たことがないですね。正確にいうとカレイ科のうち「オヒョウ類」を特にHalibutと呼ぶらしいんですがその区別は曖昧なんだそうです。体長は1.5m、30kg にもなるのだとか。だから身が分厚いのか。

淡白で臭みもなくあっさりとしている魚だけにクリーム系のソースで味をこってりさせたりしますが、ここのレストランではあっさり仕上げ。それなのにパサパサしていることもなくしっとりと焼きあがっており、なかなかおいしかったです。



a0027492_152846.jpgレストランの内装がどこかでみたことがあるような・・・と思っていたら、以前訪れたイタリアンレストラン「Bridge Restaurant and Lounge」と部分的ではありますがデザインが似ていることに気付きました。今こんな感じのデザインが流行っているのでしょうか。ちなみにこのBridge Restaurant、「koi」という有名人出没率の高いジャパニーズレストランと同じ系列だけあって、客層はみんなおしゃれな人たちばかり。

a0027492_20102160.jpga0027492_20104219.jpgそしてこのレストランがあるSofitelホテルのロビーやバーなどの雰囲気が「W hotel」に似ているな~と思ったらやっぱり。W HOTELなどのデザインを手がけたカナダ・トロントに拠点を置く「Yabu Pushelberg」社とホテルの本拠地でもあるビバリーヒルズにある世界的に有名な「Cheryl Rowley Desigh」社が今回このSofitelの改装にあたってプロデュースを担当したのだとか。なるほど納得。


Simon L.A. at Sofitel LA
8555 Beverly Blvd.
Los Angeles, CA 90048
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by cabayarea | 2006-09-05 15:51 | Restaurant & Food


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