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Stick and Coil incense
Stick and Coil incense_a0027492_17221064.gifちょっと自宅で使用しているお香をご紹介。アメリカにいながらにして、日本の空間をつくりあげてくれるのが「お香」。お香を焚きながらリビングで日本のTV番組(毎週土日の夜のみ放送)をみているときが一番リラックスできます。

まず一番のお気に入りが、下の写真の京都・松栄堂の「銘香 芳輪」の渦巻き型線香。これはある旅館に泊まったときに玄関で焚かれていたもの。お寺のような匂いがします。やはり普通の線香とはちがうのか、おばあちゃんちのにおいとは明らかにちがう!

上の写真の真中の線香はJapan townで買ったもの。どこにでも売っているせいなのか、田舎を思い出させるような香り。宗教上で焚くお香は、経文を唱えたり、座禅を組んだりする時間を線香一本が燃え尽きるまでと定め、その時間を計る為に用いられるそうで。両サイドの線香は伊勢丹のBPQCで買ったもの。金木犀(きんもくせい)の香りの線香は、なかなかいいです。トイレの芳香剤にありがちな金木犀の香りとはまた別の感じがします。

昔、沈丁花(じんちょうげ)のにおいが好きだったので、その香りのお香を探してたけど結局みつからなかったな・・・今もないのかなあ。

Stick and Coil incense_a0027492_19154146.jpgそしてこちらは沈香の香りのもの。原料は同じ沈香でもまったく香りが違うのがお香の奥深くておもしろいところ。写真の左側はおなじみ京都・松栄堂のもの。なんだか古いものに染み付いたようなめずらしいなんとも言い表すのが難しい香り。値段はお手頃。続いて右側のはお寺で焚かれているような香り。このけむりを頭とか体になすりつけたくなるような感じです。

香炉自体は仏教が大陸から伝わった飛鳥時代にはすでに存在していたようで当時の人びとは願かけをしながらけむりを身体にかけていたのではなく、体を清めるためにけむりを浴びていたそうです。体の汚れをはらってからでないと、仏様に会うことはできないので、大きな香炉が境内に置かれたようです。

Stick and Coil incense_a0027492_1223171.jpgJapan townにてお香を購入したときのこと。プレゼントなのでラッピングを頼んだところこんなにきれいに包んでくれました。そういえば日本人の友達からもらうクリスマスプレゼントは毎年素敵なラッピングだって学校の先生が感動してました。




Asakichi
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by cabayarea | 2004-06-14 05:29 | Goods


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