Sashi Sushi & Sake Lounge
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「犬も歩けば寿司屋にあたる」と言われるほど、ここロサンゼルスにはたくさんの「Sushiレストラン」があります。

おなじみのカリフォルニアロールなど、アメリカ人向けにアレンジしてあるお店がかなりの大部分を占めていますが、まるで日本にいるような錯覚になる本格的なお店もありますし、どのレストランもそれぞれ個性というものがあって、あれこれ食べ比べてみるのもなかなかおもしろいです。

ちなみに私は、Santa Monicaにある「Sasabune」というSushiレストランが比較的お気に入りなのですが、ここのお寿司を食べるとなぜかなんとな~く懐かしい気分になるのです。握り方にもちょっと特徴があるような気がします。

そしてある日突然その理由が分かったのですが、このお店のシャリは、ほんのり温かいんですね。それがこれまた私の祖母である"ばあちゃん"がよく作ってくれた握り寿司になんとなく似ていることに気づきまして。

なぜ祖母の握り寿司は温かったのか今となっては知る由もないのですが、当時祖母はご飯時になると必ず「昔はしゃっこい(冷たい)ご飯ばかりで苦労したんだよ。こうやって温かいものをいただけるのは幸せなことだよ。」とよく言っていました。

単に祖母の好み+作り方の問題だけだったのかもしれませんが、温かいシャリに彼女なりのこだわりというか特別な思いもあったかもしれないなと、ふと思うときがあります。



ちょっぴりノスタルジーを感じさせるようなお店もいいですが、ハリウッドにある「Koi Restaurant」に代表されるようなハイエンドなSushiレストランは、お店の雰囲気+客層もあいまって、独特の雰囲気があり、こういった店で食事をすることはやはりロサンゼルスならではの刺激的な体験のひとつではないかと思います。

そんないわゆる「Koi-type」なレストランが、つい最近South Bayエリアにも進出したようでちょっとした話題になりました。

a0027492_2202818.jpg美しいビーチだけでなくSouth Bayの中でも今や高級住宅街としても有名なManhattan Beachにあるモール「Metlox Center」内にOpenした「Sashi Sushi & Sake Lounge」です。「DeliBoys」というアメリカン料理のレストランが閉店した後にできました。

確かにこの辺りの土地柄を考えると、そんなSushiレストランが今までなかったのがちょっと不思議なぐらいでした。


a0027492_214339.jpgそもそもこのレストランを知ったのは先月訪れたイベント「The Food Event From the Vine」でこのレストランのオーナーシェフMakoto Okuwa氏をデモンストレーションで見かけたことがきっかけ。

料理の鉄人で有名な森本正治氏の下で働き、フィラデルフィアとニューヨークの「morimoto」にてエグゼクティブシェフとして腕を振るった経験もあり、森本氏と共に料理の鉄人の番組にも出演し料理を作っていたそうです。



a0027492_2145523.jpgさっそく今回注文したお料理をご紹介。

「Asian Hummus」

ビールを注文したら、こんなかわいらしいプレートにのったAmuse-boucheが登場。スパイスで味付けした餃子の皮でできたチップスを枝豆のフムスでいただきます。なかなかスパイシーでビールのおつまみにもぴったり。枝豆でフムスっていうアイデアもいいですね。



a0027492_2151948.jpg「Dungeness Crab Salad($20.00)」

ロメインレタスとわかめ、ミニトマトのサラダにダンジネスクラブの蟹肉を混ぜ合わせたサラダ。しょうがとグレープフルーツのビネグレットソースがおいしいです。
しかし、ダンジネスクラブでサラダといえば普通セルクル仕立てだと思っていたので、今回この豪快な盛り付けにはちょっと残念な気がしました。



a0027492_2163845.jpg「Steak Katsu Sandwich($20.00)」

なんといっても今回、このステーキカツサンドがもう至極の逸品!でした。あまりの旨さに言葉を失ってしまったほど。実はこれまで豚肉のカツサンドは何度か食べたことがあったのですが、牛肉のカツサンドを食べるのはこれが生まれて初めてでした。東京ではあんまり牛肉のカツサンドはみかけないような気がします。



a0027492_2164763.jpga0027492_213466.jpg今春に旅行で訪れた京都に「はふう」というお店があり、そこのビーフカツサンドが最高に美味しいという噂を聞いて、夜も寝れぬほど食べるのを楽しみにしていたのですが、なんとお店を訪ねたその日は運悪く定休日で、人生初の牛カツサンドは、まぼろしに終わってしまっていたのでした。

それなのに、まさかここアメリカで、こんなにおいしいビーフカツサンドが食べられるとは夢にも思っていませんでした。食の世界もどんどんグローバル化が進んでいます。



a0027492_8283475.jpgパンのやわらかさとほぼ一緒なぐらいお肉がとってもやわらかくてとってもジューシーなことに本当に驚きました。カツとキャベツの分量比も絶妙でカツサンドにはやっぱり千切りのキャベツが入ってないといけないなと強く思いましたはい。

そしてなんといっても赤味噌をベースにした甘めのソースが、からっと揚がった牛カツにぴったり! 醤油と牛肉もあうけど、味噌も同じぐらいに牛肉の旨みを引き出して肉の味を一層美味しくしてくれます。そんな私は、ステーキハウスには必ず醤油持参でいきます。

a0027492_2151961.jpgこんなふうに赤味噌を使うあたりはさすが名古屋出身のシェフならではのアイデアですね。しかもメニューにはなんとあの名古屋名物「台湾ラーメン」まであるんですよ。こういったポイントも食べ手側としてはすごくうれしい要素のひとつですよね。

それにしてもまさかアメリカで、台湾ラーメンまでもが食べられる日が来るとは、ついこの間までは夢にも思わなかったなあ・・・。

次回は台湾ラーメンを食べるのがすっごく楽しみなんですが、宮崎名物「チキン南蛮」までもメニューにあるので、どっちにしようか今から悩みまくってます。



a0027492_2191656.jpg「Truffle French Fries」

このビーフカツサンドには、フレンチフライがサイドでついてきます。ジャンキーなフレンチフライも好きですが、こんなふうにハーブの香りがするちょっぴりお洒落なフレンチフライもたまにはいいですねえ。



a0027492_2192495.jpg「Jyo Nigiri Sushi($38.00)」

やはりSushiレストランに来たので、お寿司の実力はどのくらいなのだろうと注文してみることに。異様に大きい寿司桶に9種類の握りとにねぎとろ巻が並び、それにお味噌汁もついてきます。ネタも新鮮でなかなかおいしいお寿司でしたが、特にねぎとろ巻がおいしかったです。



a0027492_2144151.jpgNYのmorimoto風なお料理をLAで味わいたいなら、ぜひこのレストランがお勧めです。



Sashi Sushi & Sake Lounge
451 Manhattan Beach Blvd, #d126
Manhattan Beach, CA
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by cabayarea | 2008-11-23 08:48 | Restaurant & Food


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