カテゴリ:Restaurant & Food( 146 )
A.O.C.
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先週は友人tobigumaさんが東海岸よりはるばるこちらLAへ遊びにきてくれました。というか東海岸からというよりは「不思議の国」からきたと言ったほうがしっくりきてしまうぐらいの「天然」さは相変わらずで思わず嬉しさをかみしめる私。彼女は本当にまわりの人を楽しませてくれます。

久しぶりの再会をお互い喜びつつ、tobigumaさんは開口一番「ねえ!そういえばビアードママにつれてってよ!」。

「び、ビアード・・・ま、ママ?・・・???」私はなんのことを言っているの分からずポカン~としていると、すかさず「ほら~あの~シュークリームの~!」。


ハッ・・・Σ(゚Д゚;

と、それは「ビアードパパ」のことでした・・・。

そんな彼女と一緒にいろいろ行きたかったお店がたくさんあったのですが、結局前回と変わらず日本食三昧であれよあれよいうまに3日間が過ぎていってしまいまして。実はその案内したかったお店のうちのひとつがこの「A.O.C.」。

店名(AOC=Appellation d'Origine Contrôlée)からも分かるようにWineが主役のお店。そしてこの主役をささえるのがCalifornian, Mediterranean, そしてFrench風のTapasメニューたち。

Tapasといえば個人的にはBerkeleyの「César」がNo.1。ということで加州南北対決、さっそく食べ比べしてみました。

a0027492_2015690.jpgまずWineにはかかせないCheese類はGoat, Sheep, Cow, Blueを取り揃えており、それぞれ3~5種類ほどメニューにありました。Goat系は苦手なのでそれ以外で盛り合わせ「Three cheese($15.00)」をおまかせで注文。

そしてウエイターが各チーズを説明してくれたのですが、チーズの知識がないのでなんのことやらサッパリ分からず。唯一聞き取れたのが「Manchego」というチーズの名前だけ。マンチェゴといえばスペインを代表するチーズ。しっとりと柔らかくて羊独特の風味があって個性がなかなか強いチーズなんですが、このチーズの美味しさを教えてくれたのがやっぱりあの「César」。それ以来我が家ではマンチェゴチーズのトリコになってました。

一方ワインはそのラインナップで世界一周してしまえるのではと思わせるほど種類がありすぎて困るほど。簡単に好みを伝えてテーブルについたウエイターにおまかせで選んでもらうことにしました。テイスティングスタイルでも注文を受け付けてくれるので、テーブルの上はグラスだらけという人たちもいて、とても楽しそうに飲み比べをしている光景があちこちありました。

a0027492_20154816.jpgこんなふうにテーブルに出されるBread類が美味しいとそれだけで次に出てくるであろう料理の期待値もぐんぐんと高まるものです。さらに欲を言えば、普通にバターがでてくるよりも、オリーブやハーブのペーストなんかが出てくると私の場合嬉しいですねえ。ここはオリーブのペーストの他にこの茶色のインド風味なペーストもあってこれが最高においしかったのです。


a0027492_20162691.jpgTapas Barにくるとドンドン注文せずにいられない私。日本の居酒屋魂が呼び覚まされるような感覚に陥ります。チーズときたらやっぱりサラミもねということで「Coppa, Sopressata and Cacciatorini($9.00)」の3種盛り合わせを。これはCoppaという豚の頭から腰にかけての肉の部分を使い熟成させたサラミ。みしっとした歯ごたえと肉の旨味が濃厚。

奥のほうにちらっと見える赤っぽいのが「Sopressata」。Sopressataはイタリア南部の典型的なサラミだそうでこれがまたかなり強い唐辛子の風味です。というかまじで辛いですこれ。でも辛いものって後をひくんですよねえ。ひーひー言いながらつまみました。

a0027492_20164216.jpgそしてこちらが「Cacciatorini」。
Cacciatoriniはにんにくや白ワイン、黒胡椒などのスパイスで味つけしたこれもイタリアのサラミ。「Hunter Style Salami」とも呼ばれていて、1本の大きさが4~8inchと小さいのは、ハンターが狩りの時にポケットに入れて持ち歩いて昼食に食べたりするからなんだそう。

サラミといえば、私の実家ではお中元やお歳暮などで贈られてくる贈答ハムの詰め合わせにサラミが混ざってたりした場合ぐらいしか食べる機会がなかったよなあ・・・としみじみ思いつつ。私の中ではいまだに「高級嗜好品」という印象があります。


a0027492_2016594.jpgそしてこれが飛び上がるほど美味しかった「Chicken Liver Crostini with Pancetta($8.00)」。
鶏レバーの臭みがまったくなく、まるでフォアグラ状態。う~旨い! カリカリのバゲットにたっぷりのレバーペースト、そしてこれもまたカリカリに炒めた生ハムの王様パンチェッタがトッピングされてます。このパンチェッタの食感と塩気がちょっとしたアクセントに。とにかく本当にワインとぴったりあう1品ですよこれは!

ちなみにレバーペーストは1度手作りに挑戦してみようと思いつついまだ実現できていない料理のひとつ。新鮮なレバーが手に入るとまっさきににんにく&ニラたっぷりのレバニラ炒めにしてご飯と一緒にわさわさ食べてしまうからなんですねえ・・・。そのほうが簡単だし。


a0027492_20172990.jpg「Smoked Black Cod, Pumpernickel, Cucumbers($14.00)」。
Pumpernickelという独特の風味があるパンの上に燻製した魚のタラがのっているというちょっと変わった一品。Pumpernickelはハマった時期がありましていろいろなお店で買って食べたりしましたが、あの独特の酸味が病みつきにさせるのでしょうか。酸味があるパンといえばSFではSourdough Breadが有名ですが、実はこちらは苦手。

a0027492_20174735.jpg「Spiced grilled Chicken, Chickpeas, Muhammara($13.00)」。
・・・むむむ。実はこの鶏肉、「わきが」の味がしました。アメリカでは何回かこの風味に出会ったことがあるのですが、血の匂いもしくはスパイスの風味なのかどうしてこのような味がするのか分からずいまだ困惑しています。

この鶏肉の上にかかっている「Muhammara」というチリソースペーストは中近東独特のもの。ウォルナッツを砕いたものをベースに唐辛子などをまぜ、ザクロのジュースでのばし、トルコではこのペーストをピタパンにつけて食べたりするほか、肉・魚料理にかけたりして食べたりするそう。


a0027492_20188100.jpg「From wood burning oven」と称した調理法で提供されるメニューがいくつかあるのですがその中から「Clams and Sherry with Garlic Toast($13.00)」を。シェリー酒の香りと貝の旨味がしっかり出ているスープが美味。

アメリカでは基本的に「量にこだわる」風潮があるため、ここのお店では、この値段でこの量?!と思う人が多いせいなのでしょうか初めてのお客には「Tapasというスタイルで1品1品の量が少ないからよろしくね」と注文する前に警告してくれます。しかし昨今のTapasブームのせいか連日予約でいっぱいだそうで、ピーク時のエントランス近くのカウンターには、たくさんの人がワイン片手に空席を待っていました。

a0027492_20183614.jpg美味しいワインですっかりいい気分になり店を出たのに、アメリカは「夜が暗い」から外に出た途端なんとなく寂しい気分に。飲んだあとにちょっとふらふらと、酔い覚ましもかねてネオンがまぶしい街中を歩いたりするのが好きな私は「やっぱり日本がいいよなあ~」とついつい思ってしまうのでした。

A.O.C.
8022 W 3rd Street
Los Angeles, CA 90048
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by cabayarea | 2006-07-19 22:54 | Restaurant & Food
i Cugini
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最近とある体操にハマっています。もちろん千葉県民である私は「なのはな体操」を無視するわけにもいかないのですが、なんせこの体操にはものすごいインパクトがあります。

英会話体操 ZUIIKIN' ENGLISH

レオタード姿の3人の女性ZUIIKIN GALSがエアロビクス風の体操にあわせて英会話のフレーズを独特のイントネーションで連呼します。もちろん実際見てみるのが雰囲気も含めて理解できるかと思うのですが、まさにこういうのを「シュール」と呼ぶのでしょうね。特に夜中に1人で見ていると引き込まれるものがあります。


「こんなのばかり見ているから英語がうまくならないのでは」と厳しいツッコミをしてくれた相方と一緒にお昼ごはんへと向かったのはSanta Monicaにあるイタリアン「i Cugini」。もちろん近辺にはイタリアンレストランがいくつもありますが、ここは特に「Seafood」に関して力を入れているらしく、メニューには日替わりのWhole Fishが並んでおり、いわゆる観光地にあるレストランにしては味も鮮度もなかなかのものを出してくれます。

a0027492_23103135.jpg「Veal Carpaccio - poached veal carpaccio, tuna tartar, caper」
前菜は仔牛肉のカルパッチョ。仔牛肉だけあって変な臭みもなくあっさりとしていておいしいです。ツナのタルタルソースもおいしい。


a0027492_11251936.jpg「Pizza Gamberetto - shrimp, basil pesto, tomato sauce and cheese($12.95)」
基本的に薄~い生地のピザが好きなのでここのは合格点。チーズがあまり得意ではない相方は「少なめに」と注文してあるので飽きることもなく2人であっというまに完食。具はチーズとエビだけというシンプルさですが、パリッとした生地の香ばしさを楽しむにはこれがベストなのかも。本当に美味しいです。


a0027492_23105536.jpg「Frutti di Mare - spaghetti with seafood, olive oil, chili flakes, garlic & white wine or spicy marinara($14.95)」
セレクトが炭水化物に偏ってしまいましたが、やはりイタリアンレストランに来たからにはパスタ類も食べたくなってしまいますよね。これは魚介のパスタ。ソースは白ワインかマリナーラソースかを選べるのであっさりと白ワインで。あえて言わなくてもパスタはアルデンテなのもホッとさせてくれます。これかなり重要。2人でシェアして食べると伝えると、いやな顔もせずにきちんとそれぞれ2皿に分けてサーブしてくれるのもうれしいです。


a0027492_2312695.jpg「Trittico di Terrine - a sample of our budino, crème brûlée and marsala zabaglione($6.75)」
食後のデザートは3種類のテリーヌと呼ばれる盛り合わせ。ブディーニョというプリンに、おなじみクレームブリュレ、それにザバイオーネです。どれもとっても甘くってさすがイタリア!(アメリカ?)と思わせるデザートでした。

i Cugini
1501 Ocean Avenue
Santa Monica, CA 90401
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by cabayarea | 2006-07-05 23:39 | Restaurant & Food
Mao's Kitchen
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「おいしい中華料理が食べたい!」と思ったら迷わず隣町のOaklandへ。

San Franciscoの対岸に位置するこのOaklandの中心地にもチャイナタウンがありまして以前Berkeleyに住んでいたときはよくお世話になりました。または、Bartに乗ってベイブリッジを渡りちょっぴり観光気分で北米一を誇るSan franciscoのチャイナタウンへも。

もちろんここLos Angelesにもチャイナタウンがあるのですが、こちらで「おいしい中華料理が食べたい!」と思ったら、そこからさらに車を走らせなくてはいけません。

そのダウンタウンにあるチャイナタウンから10kmほど東にいったところにある第2のチャイナタウン「Monterey Park」がそれ。人口約6万人のうち中華系が60%を占めていて、「Little Taipei (リトル台北)」、はたまた「「The Chinese Beverly Hills」とも呼ばれているんだそう。

ちなみにMonterey Parkに隣接するAlhambraやSan Gabrielも人口の半数近くが中華系でこの地域一帯を「新興チャイナタウン」と呼んだりする人も。


a0027492_19195277.jpgただ、うちからこの「Monterey Park」への道程は激しい渋滞のせいで厳しくもありついつい足も遠のきがちに。そんな折、相方の友人に連れていってもらったのがベニスビーチにあるチャイニーズレストラン「Mao's Kitchen」。家からも近いし、週末はAM3時まで営業。

そしてなによりもここは「B.Y.O.B.」なのが最高。注文する料理をあれこれ想像しながらワインを選ぶのもなかなか楽しいです。お店では「ワインを持ってきたんだけど」と尋ねると、オープナーと一緒に「湯のみ」が出てきます。お酒って飲む器やグラスで気分が変わるからおもしろいですね。「料理をつまみながら日本酒でちびちび」気分でしたよこれは。楽しいです。ワイングラスよりもむしろしっくりきます私の場合。

a0027492_19432841.jpg「Long-life beans($8.00)」
Black bean sauce(豆鼓)っていうのがこれまたクセになる味なんですよねえ。いんげんといえば「ごま和え」だけど豆鼓で炒めたのもなかなかおいしいですね。

そしてなんといってもここの大大大ヒットメニューが「Sichuan eggplant($9.00)」。にんにくたっぷりの甘辛いソースと茄子の炒め物。ご飯にのっけて食べると「うまー」です。野菜の中で1番好きなのは?と聞かれたら迷わず答えるのはたぶん「茄子」。特に油を吸ったてろんてろんの茄子が大好き。

そういえば。子供の頃の朝食のおかずといえば、なすをかなり薄~くスライスしたのをたっぷりのバターで焼いたものが、週に1度は必ず登場するほどうちの実家の定番メニューでした。さらにしかも家族そろって、あつあつの炊きたてご飯にもバターをのっけて食べていたという、朝っぱらからかなり高カロリーな食事をしていました。

とにかく、そのなすにもご飯にもそれぞれ醤油をたらりとかけて食べるのがもう本当に好きで好きでたまりませんでした。「バターと醤油」って史上最強のコンビだと思わずにはいられません。a0027492_20225682.jpg

そんな子供の頃を思い出して、相方にもと作ってあげたら

「ごめん。なす嫌いなんだよね。」ときたもんだ(怒)。

それから5年経ちましたが、それ以来この「なすのバター焼き」が我が家の食卓に登場することはなくなりましたです。はい。


a0027492_1933646.jpg「Beijing Spring roll(one for $1.00)」
春巻きは絶対注文してしまう料理のひとつ。ここのは具が野菜のみでキャベツがほとんどを占めています。風味もちょっと独特。

茄子料理が食卓から消えつつあるといいつつも、以前はこんな感じで簡単に作って食べていたんですが、やっぱりあの使用する油の量&茄子が吸収する油の量がケッコウ半端じゃなくて・・・怖い。というわけで今は茄子料理が食べたくなったら思い切ってこのお店に直行してます。(・・・それともやはり現実から目を背けてはいけないのでしょうか)

a0027492_1936142.jpg「Peasants' onion pancake ($5.00)」
漫画「美味しんぼ」で「葱油餅」のエピソードを読んで以来ぜひとも1度食べてみたかった一品。この店で偶然にも巡り会うことができました。「美味しんぼ」の中では山岡さんが作った葱油餅を栗田さんをはじめとする皆さんが美味しそうにがつがつ食べているんですが。・・・この店のは・・・???です。


a0027492_19383845.jpg「Weiweur Lamb($16.00)」
ラム肉がベースの野菜炒め。野菜にはパプリカの他に長芋が入っていました。なんとも不思議な組み合わせです。一口食べて中華からは程遠すぎる味付けにびっくり。思いっきりメキシカン風味です。もちろんメキシカンレストランで食べれば何の違和感も感じなかったと思うのですがさすがにこれには参りました。
ただこの1品は人気があるのか、そこかしこのテーブルでも注文されみなさん美味しそうに頬張っていました。アメリカ人はあの風味がホント好きなのだなあ・・・。


a0027492_1930247.jpgちょっとハズレもありましたがここの茄子炒めは本当に美味しかった!が、やはりOaklandにある「Pho 84」の「茄子と豆腐のプラムソース炒め」がNo.1でしょう。そして何よりもこの料理を教えてくださったfuxokさんに感謝しなければ。

Mao's Kitchen
1512 Pacific Avenue
Venice, CA 90291
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by cabayarea | 2006-06-27 20:36 | Restaurant & Food
Uncle Bill's Pancake House
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最近2人で朝ご飯を食べに出かけるのがちょっとした楽しみだったりします。

早朝6時の開店と同時に向かったのがマンハッタンビーチにある「Uncle Bill's Pancake House」。週末ともなれば店の外にまで行列ができる地元でも人気のお店。

a0027492_13241020.jpg私はだいたいいつもワッフル、相方はオムレツを注文。料理がくるまで、外で買った新聞を広げたり、家から持ってきた雑誌を眺めたりとめいめい好き勝手やってたりします。

ふと、うちの相方にある雑誌の表紙を見せながら「この3人の中で誰が1番好み?」とたずねてみました。

この3人とは、女性ファッション誌「CanCam」の今号(7月号)に3人そろって表紙になっている今話題のエビちゃんこと「蛯原友里」と、F1のキャスターまでやってる「山田優」、それに「押切もえ」のこと。

10秒ぐらい無言で表紙を見つめて言った言葉が、「・・・この3人ってもちろん違う人たちだよねえ・・・???」

( ゚Д゚) ハァ?

どうやら相方には全員同じ顔に見えるみたいです。な、なんでだろう。。。


a0027492_1325308.jpg相方の発言に( ゚д゚) ポカーンとしている間に注文した料理が運ばれてきました。

これは私が注文した「Strawberry Waffle($6.00)」。卓上にあるシロップをこれでもかというぐらいかけていただきます。

ここのワッフルは薄めでどちらかというとCrispyな食感。フワフワワッフルよりもカリカリワッフルが好みな私にはうれしい限り。イチゴは「今日1日のビタミンC摂取量を満たしたな~」と思わせるほどどっさりとのっかっています。


a0027492_13304514.jpgそして相方お気に入りのオムレツ「EXPO '73($8.75)」。名前の由来が?なんですが、このオムレツが旨いのなんのって。何が旨いのかというと、この上にかかったミートソースが最高なのです。

あのモスバーガーのミートソースの味に似ているというかそれに迫る旨さ。オムレツの具の野菜なんかもさっと炒めてあるのかシャキシャキと食感も風味もちょうどよくできています。

オムレツって私にとっては淡白な味なのか食べている途中で飽きてきたりするんですが(そのためケチャップやらマヨを大量にかけて食べます)、このオムレツはこのミートソースとたっぷりのチーズのおかげで、がっつり系好きの私をかなり満足させてくれます。


a0027492_13392652.jpgまめに声をかけてくれたりコーヒーを注ぎにきてくれたりと早朝にもかかわらず店員さんの動きも機敏でなかなか親切。お店の雰囲気も場所柄なのかとても小奇麗な感じです。


あ。ちなみに相方は「押切もえ」が好みだった模様です。

Uncle Bill's Pancake House
1305 Highland Avenue
Manhattan Beach, CA 90266
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by cabayarea | 2006-06-21 13:55 | Restaurant & Food
The Lobster
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ウィンカーを出さずに車線変更してくる車より、ウィンカーを「ずーっ」と出しっ放しで走っている車の方が数倍ムカつく今日この頃。

うちの相方がとうとう「スピード違反」で捕まりました。

「65のところを80で走ってた」と警官。相方は「75ぐらいだったけどなあ」と。普段鬼のように混んでいる高速道路が空いているとなぜか得した気分になってつい飛ばしちゃうもんねえ~┐(´ー`)┌ と一応慰めておきました。

一方、「たった80ぐらいで捕まるのか・・・」なんてちょっぴり腑に落ちない気分の私。実はこちらLAに来てからは運転スピードの感覚がちょっぴり麻痺しつつあります。こりゃ自分も気をつけないと~。

a0027492_10413466.jpgというわけで表には出さないものの何だかヘコみ気味な相方を励ますべく好物の甲殻類を食べに行ってきました。場所はSanta Monicaの「The Lobster」 へ。

週末にもなれば終日混雑している人気のレストラン。Pierの桟橋のすぐ横ということもあって、店からの眺めも素晴らしくガイドブックではおなじみの店。


a0027492_10403155.jpg「Jumbo Wild Mexican Shrimp Cocktail with garlic anchovy aioli($16.00)」
まずはエビのカクテルで乾杯です。ニンニクとアンチョビのアイオリソースをたっぷりとつけて。それにしてもホントでかいエビだなあ~。食べるとこれ1匹で満足~なほど。とにかくこの口の中ではじけるようなブリブリとした食感がたまりません~。
実は私エビ自体の旨味よりもこの食感が好きでして。ということで生よりも断然「茹で」派。さらには大きさがデカければデカいほど気分も盛り上がって最高です。


a0027492_10411657.jpg「Snow Crab Soup with garlic croutons($9.00)」
蟹肉がたっぷり入ったトマトベースのスープ。この日はちょっと薄曇で気温も低く、席が窓際だったため肌寒かったのです。なので温かいスープが一段と美味しく感じられました。にんにく風味のカリカリクルトンがアクセントでいい感じ。

a0027492_10421272.jpg「Dungeness Crab & Wild Baby Arugula Salad with red flame grapes, shaved permesan, pine nuts & lemon vinaigrette($12.00)」
お次はダンジネスクラブのサラダ。ビネガーがほどよく効いたドレッシングがなかなか。このドレッシング、蟹酢にも似たような味わいで美味。ルッコラもほろ苦く瑞々しくて新鮮。

a0027492_1042328.jpg「Thai red Curry Lobster with black forbidden rice, lots of vegetables& mushrooms($38.00)」
もう私の中では大大大ヒット♡のロブスター入りタイレッドカレー。これが旨いのなんのって。ロブスターのぶつ切りとにんじんやらブロッコリーなどの野菜がゴロゴロと入っていてとにかくボリュームは満点。さらになんとトロけるぐらいに火の通ったにんにくまるごとの粒がこれまたたくさん入っていてスタミナのほうも抜群。
サイドの紫黒米も歯ごたえしっかり&プチプチした食感でホントにもう食べ応え十分。白いご飯にもぴったりそうなこのカレー、書いているうちに何だかまた食べたくなってきてしまいました。


a0027492_10425327.jpg「Steamed American Lobster with asparagus, roasted potatoes & drawn butter($28.00/per pound)」
もちろん〆は蒸しロブスターまるごとを頂きました。アメリカではお馴染みの溶かしバターはつけません。ロブスターの身には、殻頭にたっぷり詰まった「ロブスター味噌」につけて頂きます。これは風味がさらに濃厚になって日本人にとっては最高の食べ方だと思うのです。このロブスター味噌にちょっぴり醤油をたらして混ぜたものをつけて食べるのも旨いですよ~。

ちなみに。
違反して捕まってしまったこと自体よりも「トラフィックスクール」のほうが頭が痛いんだそうで・・・。

The Lobster
1602 Ocean Avenue
Santa Monica, CA 90401
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by cabayarea | 2006-06-12 11:18 | Restaurant & Food
Grilled White Shrimp
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ここ2~3日は天気の悪い日が続いていますが、季節はもうすっかり初夏のLA。

メニューが「夏仕様」になる前にと訪れたのはお馴染みVeniceの「Joe's restaurant」。なんとか「Spring Menu」に滑り込みセーフ。メニューの主役は春の訪れを告げる「Asparagus」でした。

そう~!アスパラガスといえば北海道! 道内の中でもいろいろな産地がありますが、某料理ショー番組でも紹介された「名寄産」のものはホントこれは別格。親戚のおばちゃんが朝1番に収穫したものを送ってくれたのを食べたときは「今まで食べていたのはいったい何だったんだろう」と思わせるほどのおいしさだったのでした。

a0027492_1832385.jpgそうそう!そういえば。
ただいま酒乱疑惑払拭キャンペーン絶賛開催中のaradasさんちでも北海道産のおいしそうなアスパラガスが食卓に。とくにあの「アスパラ丼」には参りましたよ~ものすごく美味しそう!

なのに。なのになのになのに!

なぜかアスパラガス満載のSpring Menuをやめて、結局オーダーしたのは「Tasting Menu($73.00)」のほう。こちらのほうがちょっぴり品数が多めだったのがその理由。


a0027492_1855142.jpg料理が来るまでここの名物(勝手にそう決め付けている)「Brioche bread」をもぐもぐとすごい勢いで食べながらウエイターのおじさんとお喋り。
映画「Back to the Future」に出てくる「ドク博士」に風貌が似ていて「なんかVeniceらしいなあ~」なんて思ってしまいました。Veniceって街自体の雰囲気もその街中を歩いている人たちもBerkeleyのそれと似ていてなぜかホッとしてしまいます。


a0027492_18161632.jpgまず運ばれてきたのが「Amuse」。ワサビを隠し味に使った冷製スープでした。

そしてその後に出てきたのがサラダ風の前菜「Grilled White Shrimp, Cucumber, Ruby Grapefruit, Kalamata olives & Basil, Cardamon Granora, Lemon Cumin Yogurt」。ほどよくグリルされたプリプリのエビはほのかなカレーの香りが。

こちらではサラダにブドウやグレープフルーツなどの果物をあしらったサラダがよくメニューにあるのですが、「ポテトサラダにみかんやりんご」がダメな私でもまったくOKなほどおいしいのが多いです。フルーツと葉物の絶妙なバランスの上に成り立った美味しさとでもいうのかな。


a0027492_18251542.jpgそしてメインの魚料理である「Alaskan Brack Cod, Curried Squash noodles, Sesame Turnups, Yuzu Soy Butter sauce」が登場。
ここのレストランではなぜか「Brack Cod」を食べる機会が多いような気が。でもソースはバター醤油風味といった感じでここのレストランは和風の味付けに仕上げてくることが多いので何度でもOK。
付け合せの「Spaghetti Squash(そうめんかぼちゃ)」はあまり美味しいと思ったことはなかったのだけれど、こうやってカレー風味にしてあると何気に旨い!今度自宅でも試してみよう!


a0027492_21565717.jpgそしてラスト肉料理の「Beef Tournedos & Prime Short Ribs, Fava Bean Sccotash, Kung Pao, Gingered Tomato Emulsion」。
「Tournedos」ってなんじゃい?と思ったら「フィレ肉を厚めにカットし円形にまとめて脂身(背脂)で巻いたもの」らしい。ドンっと大きめのフィレ肉のまわりにはこれまたプライムリブをサイコロ上に切ったものが。一皿で2度おいしいってこういうことをいうのでしょうか。肉好きにはたまりませんね。


a0027492_18443681.jpg家でも外でもワガママな相方は、本来私と同じ肉料理だったはずなのに「フォアグラを食べさせて欲しい」とお願いして代えてもらったのがこの「Grilled Big Eye Tuna with Seared Sonoma Foie Gras, Rosti Potato with Red Wine Fine Herb Sauce」。
メバチマグロ(Big Eye Tuna)の上にはソノマ産のフォアグラがドドーォン。コッテリ&アッサリのこの組み合わせ。これが美味しいのなんのって。さらにマグロの下のは千切りポテト(Rosti Potato)が!芋命の私はこれに目が釘付け。フレンチフライも好きだけど実はカリッカリのハッシュポテトも好きだったりするので、相方に「どうかお恵みを」と懇願しまるごとゲット。フォアグラの脂とソースが染みているのにカリカリでホント旨い!

a0027492_18533041.jpgデザートはドク博士のちょっとしたはからいで「Spring Menu」にあった「アスパラガスのアイスクリーム」が! 春の恵みをちょっとでも味わうことができてこれはホントにラッキーでした。舌の上でひんやりとアイスが溶け出した後にアスパラガスの味がかすかに広がります。まったく青臭さもなくてけっこう美味しいかも。


a0027492_18581085.jpgこれが本来のデザート「Strawberry Boston Cream Pie & Candied Pine Nuts, Honey Drizzle」。
デザートが来る頃にはワインですっかりいい気分になって話題は下ネタ尾篭なネタ系へと。
男の人ってトイレでお尻を拭くのは必ず「後ろから」なんだって~?!と確認して苦笑。じゃあ女は「前から」?!とさらに確認して爆笑。でも私は「後ろから」かも・・・とつぶやいて大爆笑。

こんなふうにレストランでの会話はいつもくだらないことで盛り上がってます・・・。
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by cabayarea | 2006-06-08 19:04 | Restaurant & Food
Sona Restaurant
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5月は、誕生日やら記念日やらであわただしく、且つ何かと面倒な月。

とお互い思っているせいなのでしょうか、年々「普段と変わらずに過ごす・過ごしたい」傾向が強くなってきました。男女の仲なんて最初のうちこそどうであれ、「生活」というものを共にすると歳月とともにこうなるものなのでしょうね。(多分)

「プレゼント?お金だけ頂戴。自分で買ってくるから。」

といった感じでホントお互い「遠慮」というものがありません。重ね重ね言っちゃってますが「生活」というものを共にすると、いちいち遠慮してられなくなります。(多分)

と、そんなこんなではありましたが、うちの相方の誕生日には一応レストランを予約してあげました。ここLAには高級レストランが何軒かありますが、正統派フレンチよりもちょっとカリフォルニアテイストの入ったカジュアル&ライトな感じが好みらしい彼の意見を元に、今回選択したのが、世界的に権威のあるワイン専門誌「Wine Spectator」のGrand Awardにも選ばれたレストランSona Restaurant。Owner ChefのDavid Myers氏は「Food & Wine Magazine」誌でBest New Chef of 2003や「Angeleno Magazine」誌などでRising Star Chefを受賞するなどLAではかなり有名なレストラン。

さらにこのレストランが人気であるもうひとつの理由として、フレンチのシェフであるMyers氏が、日本料理の「割烹」をコンセプトに料理にアプローチするというスタイルを掲げていることなのです。旬を大切にし、その土地でとれるオーガニックの食材を使用し、フレンチのテクニックで仕上げるという今まさに流行のスタイルですね。

さっそくメニューの方ですが、プリフィックスは「6 Course Découverte($89.00)」と「9 Course Spontanée($125.00)」の2つ。そしてアラカルトメニュー(FIRSTS/前菜, SECONDS/アントレ, THIRDS/デザート)というラインナップ。ウエイターが「このお店が初めてなら、お店の特徴でもあり、自慢のこの味を知るためにもとにかく9Courseがお勧めですよ」とのこと。コースには便利な「Wine Pairing($125.00)」もあったので「9 Course Spontanée」にプラス「Wine Pairing」もお願いすることに。

そしてコースの中で1番気に入ったのがこの「Sweetbreads, Morels, Fava Beans, Pickled Ramps, Red Wine Shallots, Ramp Sabayon」。生まれて初めて「Sweetbreads」と呼ばれる「仔牛の胸腺肉」というものを食べたのですが、これが本当に恐ろしいくらい美味!それにしてもスイートブレッドっていうのでパンなのかと思いきやフランス語でris de veau(リ・ド・ヴォー)というものらしく、仔牛の時にだけ存在する乳を消化するための酵素が出る内蔵の部分なんだそうです。とにかくフォアグラに限りなく近い旨さです。

a0027492_18114022.jpg「Seared Spice Tuna, Edamame, Coconut-Wasabi Emulsion, Micro Celery」

店自慢の長~いパルメザンスティックをぽりぽりとかじっていると、前菜その1が運ばれてきました。コースのスターターはいわゆる「まぐろのたたき」。枝豆やわさびを使ったソースなど、1品目からかなり日本の食材を意識しています。味付けも繊細。ペアリングのワインはもちろん白。このワインがまたすごくって「牡蠣」の味がするのですよホントに。びっくりです。


a0027492_18222779.jpg「Shrimp, Panzanilla(Parsley, Tarragon, Tomatoes, Shallots, Chives, Sherry Vin.), Goat Cheese, Dried Black Olive, Herb Emulsion」

2品目からは、それぞれ違う品をサーブしてくれます。これは相方の前菜その2の「えび」。ガラスの板皿に綺麗に盛り付けがされていて食欲をそそりますねえ。とにかくこのレストランのシェフのコンセプトである「Japanese Kappo」が一皿一皿に実に冴え渡っていたと思います。


a0027492_1828351.jpg「Kanpachi, Caramelized Cauliflower, Tonburi, Pickled Green Garlic, Cucumber, Salted Plum Puree」

これは私の前菜その2。ウエイターが「カンパーチーィカリパッチョオ~」と例によって発音。そうです日本のおさかな「カンパチ」の登場です。カンパチの刺身がミルフィーユ状態に重なっています。1枚1枚めくるとなかには見覚えのある懐かしい食材が!キャビアにも似たこのルックス!なんとここアメリカで「畑のキャビア」とも言われている秋田名物「とんぶり」に遭遇してしまいました!幼少時秋田に住んでいた私は、卵焼きやとろろにまぜてよく食べたものです。懐かしくて涙が出そうになりました。


a0027492_1839424.jpg「Chorizo Crusted Lobster, Spicy Tomato Marmelade, Jellied Lobster Consomme, Asparagus, Noilly Pratt Emulsion, Dried Chorizo, Spicy Greens」

これは相方の前菜その3である「ロブスター」。相方の場合、さっきもエビだったのでこれはウエイターのミスですねえ。と思いつつ、私の皿と取り替えてあげなかったのは例の「仔牛の胸腺肉」を独り占めしたかったからです。ごめんよ相方。こんな食い意地のはった鬼嫁で。


a0027492_191437.jpg「Ocean Trout Confit, Curried Salmon Eggs, Fregola Sarda with Rhubarb, Curried Green Apple Puree, Watercress」

ウエイターが「サーモン」といって相方に持ってきたメイン魚料理編の一品。鮭が苦手な相方が私に交換を申し出たので鮭好きな私は快諾。見た目はサーモンそっくりだけど、ウエイターさんこれ違いますよ~トラウトですよ~、と心の中でつぶやく私。Rainbow Trout(ニジマス)は皆さんお馴染みの川魚ですが、この魚が海で養殖されると「Ocean Trout(オーシャントラウト)」と呼び名が変わって、体長も60cmを超える魚になるんだそうです。オーストラリアではこのトラウト、もとはサーモンの代用品だったらしいんですが、サーモンよりトラウトの方が脂の含有量も高くておいしく人気もあるんだとか。Confitという低温でじっくりと火を通す調理法はOcean Troutを美味しく食べるにはぴったりの方法らしいです。


a0027492_1915746.jpg「Miso Marinated Black Cod, White Soy Tofu Puree, Ganmodoki(Fried Tofu Ball), Pea Shoots, Peas」

これが相方のメイン魚料理編の「タラの味噌漬け」。魚を美味しくヘルシーに調理するには、日本の手法を使うのが1番と気付いたのでしょうねえ。しかも「がんもどき」までサイドに添えてあります。これは完全な日本料理の1品でしょう。魚に関しては、世界一うるさい民族であろう日本人の私たち。アメリカ人の魚に対する扱いは実に不満だらけではありますが、このように美味しいものを食べると本当にうれしくなってしまいます。


a0027492_1923040.jpg「Foie Gras Duo, Lemon Pound Cake, Foie Butter, Lemon Sparkles, Limoncello Granita」

これは2人共通の1品。ここからメイン肉料理編その1のはじまりです。まずはフレンチではお馴染みの食材「フォアグラ」。このフォアグラとレモンの香りの組み合わせは、一瞬「ん?」と思わせますが、これが実際食べてみるとなかなか合うのです。ここからペアリングのワインが赤に。白ワインは得意なのですが、実は赤ワインがちょっと苦手というか弱い私。歯や唇もタンニンで染まってドス黒くなりますしね。みなさんはデートのときなど赤ワインを飲んだあとはどうしていっらしゃるのでしょう???


a0027492_1929540.jpg「Forbidden Rice and Boudin Stuffed Rabbit, Caramelized Plantain, Beets, Parsley Root」

これは相方のメイン肉料理編その2である「うさぎ肉」です。あの臭いを思い出しただけでダメなので、相方にサーブされてホッとする私。肉の中に詰めてあるのが「Forbidden Rice」というお米。古代米のひとつである「紫黒米」です。英語名を直訳すると「禁じられた米」になるのがおもしろいですね。この紫黒米とうさぎ肉を詰めて「Boudin」 にした1品。「Boudin(ブーダン)」とはソーセージを意味するフランス語だそう。


a0027492_19451966.jpg「Poussin, Maitake Tempura, Hijiki Ginger Puree, Charred Shishito Vinaigrette」

これは私のメイン肉料理編その2。「仔鶏(Poussin)」です。卵からかえって500~600gぐらいまでの雌の雛鳥のことだそう。道理で肉質が柔らかいはず。フレンチの鶏肉にはこれまた、日本の食材を使ったものが添えてあります。まいたけの天ぷらに、しし唐のグリル、そしてひじきをピュレ状にしたソース。ひじきをソースにするなんて日本人ではなかなか思いつかない発想かも。


a0027492_19525780.jpg「Venison, Smoky Baba Ganoush, Cilantro Yogurt Sauce, Raw Grains Cereal」

そして最後の肉料理が登場。これは相方の「鹿肉(venison)」です。相方の肉料理は兎に鹿と「狩猟肉」が続きましたが、どれも気になるようなクセもなくとっても美味しくいただけたとのこと。素材自体の良さもさることながら、シェフのテクニックが素晴らしいおかげもあってのことなのでしょうね。


a0027492_19575966.jpg「Hanger Steak, Swiss Chard Wrapped Oxtail, Potato-Nori Pave, Furukakke」

これは私の最後の肉料理「サガリ肉のステーキ」です。サガリ(横隔膜)は食感が「今私は肉を食ってる~」という気分にさせてくれて好きな部位のひとつ。焼肉屋ではメニューにあれば必ずサガリを注文します。そしてコースの最後を締めくくったこの肉料理の驚くべきテクニックが、なんと「ふりかけ」を使っていること!ステーキの脇にパラパラとふりかけのツブツブが見えるのが分かりますか?これホントにふりかけなんですよ~! しかも「おかか」のふりかけ。サラダなどにふりかけをかけて使うという方法がどうやら西海岸あたりから始まったらしく、レストランではカルパッチョにふりかけをあしらったメニューが登場するなどちょっとした流行になっているみたいなんですが・・・日本人としてはビミョ~かも。


a0027492_20101279.jpg「Malt Chocolate Ice Cream Ball, Curried Rice Crispies, Diced Dates, Baby Banana, Grapefruit Campari Reduction Chocolate and Yuzu」

デザートはもちろんお約束のロウソクとチョコレートで書かれた「Happy Birthday」の文字入りプレート。いつもは甘いものを絶対食べない相方も、ニコニコ顔で食べてました。ロウソク&文字のおかげなのかー?! ちなみにこの球状になったIce Cream Ballはこの店のスイーツの特徴というか目玉なのだそうです。


a0027492_20205262.jpg帰り際にはお店からのお土産が。ギフトの箱のロゴに見覚えがあるなあと思ったら、なんとこのレストランのOwner Chef、David Myers氏の奥さんが経営する「Boule」というフレンチペイストリーのお店の箱でした。それにしてもこのティファニーブルーってホントおしゃれに見えるから不思議ですよね。


a0027492_2021836.jpg中をあけてみると、焼き菓子がどっさりと入っていました。Financier, Cannelés de Bordeaux, Gateau Chocolat de Nancyなどなど、どれも一口食べると素材にいいものを使っているなあと思わせる風味があって、とっても美味しかったです。ここの焼き菓子だったら日本のデパチカのスイーツにも絶対負けないと思う!


コースに出てきた9品すべて完食し、ペアリングのワインもすべて飲み干しました。が、そのおかげで、かなり酔っ払いだった私。家に着いたころには私の胃の中は、コース後半部分が存在していませんでした(涙) ちなみにコース前半部分は見受けられなかったので多分ちゃんと消化できたんだと思います。

Sona Restaurant
401 N. La Cienega Blvd.
Los Angeles, CA 90048

Boule
420 N. La Cienega Blvd.
Los Angeles, CA 90048
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by cabayarea | 2006-05-27 16:46 | Restaurant & Food
Beechwood Restaurant
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実はとあるミュージシャンのCDアルバムで「Explicit Lyrics」か「Clean」バージョンのどちらを買うべきかかなり悩んでいました。ちなみにこの「Explicit Lyrics」とはFワードあたりなんかを含む汚い言葉を使った歌詞や内容のものですよという忠告の意味。Cleanだとそのあたりをぼかして録音されていたりするらしいです。

なんやかんやといいつつも結局「Explicit Lyrics」バージョンのを購入。さっそくアルバムをウォークマンに落として、いつものサイクリングコースでFワード満載の曲を聴きながらマウンテンバイクをえっちらおっちらと漕ぎつつ、そのコースの途中で「あれ?こんな建物あったっけ???」と見つけたお店がVeniceにある「Beechwood Restaurant」。

ちょうどSanrta Barbara郊外に住む友人がこちらLAにたまたま仕事で来ていたので一緒に行ってきました。

a0027492_189732.jpgお店の外見はものすごくシンプルで一見ちょっとオサレ系な建築事務所か個人宅かと見間違うほど。店の前には大きな看板もないのです。
そのこじんまりとした外見からは想像できないほど店内は開放的で広く、特にお勧めなのは60席ある「Outdoor Patio」。真ん中にコンクリートブロックの無機質な暖炉が置いてありそれを囲むようにテーブルやソファが配置されていて、通りに面した壁側には長~いベンチが。ここで2人並んでお酒を飲むのもよさそうです。
そのPatioと繋がっている「Lounge&Bar」は90席あり、ここにも大きなソファーがあったりとかなりくつろぐことができそうです。そして外と仕切られているドアをすべてOpenにすればPatioと一体化したようなOutSideの雰囲気に。あとは食事をゆったり楽しめる「Dining Room」ももちろん有り。

a0027492_18105729.jpgオリジナルのカクテルもかなり充実していてうれしいこのお店。お供にはBar Menuから「FRITES SHOE STRING,¼ INCH SWEET POTATO with three house made dipping sauces choose 1,2 or all three($9.00)」を。
日本ではおつまみでフライドポテトを注文するといやな顔をされていたけど、ここアメリカではみんなにこにこ笑顔。私からすれば友人たちはどうして冷ややっこなんかで酒が飲めるのか不思議なぐらい。

a0027492_1819471.jpg以前「たにしの江戸参り」のtnk_atkさんのエントリー「アイボリー色のスープ」でかな~り気になっていた干し鱈。その干し鱈を使った「ブランダード」という料理がなんとここのBar Menuにありましたよ! 「WHIPPED BRANDADE (fishy tatters) grilled rustic bread ($9.00)」。これが旨いのなんのって。グラタンのようなクリームシチューのようなやさしい味わいでもちろん魚臭さなんてまったくありません。かりかりにトーストされたバケットにたっぷりのっけて食べればもう気分は南仏。

a0027492_18301665.jpgここでおなじみの貝料理「STEAMED MANILLA CLAMS serrano pesto broth($10.00)」が登場。(spruceさんからの「また貝ですか~」というツッコミというかあきれたコメントがきそうな予感(笑)
貝の旨味が溶け込んだスープが緑色なのはSerranoというハラペーニョのペストのせい。メニューに"Steamed~"という文字があるとついつい注文してしまうのは、貝の身自体もさることながらその旨味が溶け込んだスープも楽しめるという1粒で2度おいしい的なところもあるせいなのです。とくに残ったスープなんかにバゲットを浸して食べるともう止まりません。

a0027492_18432694.jpgそしてガッツリとメインで注文したのが「GRILLED LAMB MEAT BALLS with roasted red pepper pesto, aioli and grilled bread($8.00)」と「GRILLED DRY AGED NEW YORK STEAK smashed red bliss potatoes, sottocenere cheese, long beans($26.00)」。ラム肉のミートボールはトマトソースで食べると羊の香りがトマトの酸味で和らいでなかなか。そしてNYステーキのつけあわせのマッシュポテトが濃厚でやみつきになりそうな味。マッシュポテトってレストランによって風味や食感が違うからおもしろい。

a0027492_18483398.jpg最後のデザートは「TRIO OF CUPCAKES devil's food, red velvet and banana($7.00)」。とにかくこの「Devil's Food」のカップケーキのドス黒さといったら! クリームが真っ黒なのですよ。しばし無言で眺めてしまうほど。普通に食べられるんですが、なんか何を食べてるんだか分からなくなるような味。(説明になってませんね) 味って視覚に頼るところもかなり大きいと実感いたしました。

a0027492_18533467.jpg夜になるとかなりいい~雰囲気に。今の時期だと外のPatioはまだちょっと寒いので暖炉の前の席が特等席になるのかも。


Beechwood Restaurant
822 Washington Blvd.
Venice, CA 90292
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by cabayarea | 2006-04-26 18:55 | Restaurant & Food
Asakuma Sushi Delivery
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店先にパック詰めされた「Sushi」がずらっと並びそれをテイクアウトしていくアメリカ人の姿はもはや日常の風景。作りたてがおいしいのは当たり前で日持ちしないのが難点(アメリカ人にとっては)。しかしそこを何とかしようとするのが「寿司」を知らないアメリカ人のちょっとイタいところ。もちろんここアメリカでもきちんと温度管理していて売れ残りの寿司は何時間かごとに廃棄しているお店もあります。

そんなアメリカで有名なオーガニック系商品を扱うスーパーに「Pre-packed Sushi」を卸しているとある小さなSushi Catering会社は、シャリが乾燥して固くならないよううとにかく水分をかなり多めにして炊き上げたシャリ(ほとんど米粒の原型が見出せないぐらいねちゃねちゃのモチ状態)で作ったSushiのアイデアがヒットし大儲け。(日本人には到底思いもつかないアイデア・・・) これなら大型の流通にも乗せられるし商品の廃棄率も大幅に下げられ利益も出るということで一気にこの会社のSushiが広まったとか。

そしてそのテイクアウトの先をいくのが「出前」なんですが、実はこれがLAでは可能なんですねえ。「恐るべしLA」第3弾企画?!としてお届けしたいのが、日本食レストラン「Asakuma Restaurant」が経営の「Asakuma Sushi Delivery」。電話、Fax、オンラインなどで注文後、30~50分程で自宅に届けてくれます。

もちろんアメリカではもともと「Catering(ケータリング)」というスタイルが定着しており、Sushiのケータリングも行っているレストランも多くパーティなどではSushiはアメリカ人にはかなり喜ばれるそう。しかしやはりケータリングとなると手軽に利用もできず単価も高い。というわけで、こういう出前のサービスがあると何かと便利でうれしいのです。

今回このAsakuma Sushi Deliveryで注文したのが「BOTAN($79.00)」。丸桶に並べられた寿司は恭しく薄抹茶色の風呂敷に包まれて我が家に到着。内容はTunaが8カンに、Snow crab meat legとHalibut, Salmon, Yellowtail, Cooked Shrimp, Surf Clamが各4カンずつ。それにSalmon Roe, Sea Urchin, Albacore, Wasabi tobikoが2カンずつの計40カン。

特にアメリカ人の友人と夕食を一緒にとなるときにリクエストされるのがやはり「Sushi」。しかしおいしいSushiレストランで食べるとなると値段も結構はるし、何より自分でSushiレストランをリクエストしておきながら、Sushiには手をつけず、しまいにはテリヤキチキンなんかを注文されてヘコむことも。その友人はSushiカウンターがあるお店が初めてだったらしく、実際にSushiを握っている姿をみたのも初めてだったとかで・・・。これだけSushiが浸透しているカルフォルニアにもまだそんなアメリカ人がいたとは新鮮な驚きでした。

その点、出前だと電話1本で届くのが便利だし見栄えもそれなりに豪華。何よりも好きなお酒をがんがん飲みながら家でゆっくりできるのがいい!食べに行くのと違って帰りの車の運転の心配がない!

ですが、我が家でパーティーをするなど人が遊びにきたときはこの出前は最後の手段だからねと相方にはクギをさされている相変わらずぐーたらな私には便利なことこの上ないサービスですよこれは。ホントに。

Asakuma Sushi Delivery
2805 Abbot Kinney Blvd.
Marina Del Ray, CA 90291

Asakuma Restaurant
11701 Wilshire Blvd.
Los Angeles, CA 90025
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by cabayarea | 2006-01-27 18:15 | Restaurant & Food
Taverna Tony
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実はいまだ「1年中青空と太陽がふりそそぐ常夏のLos Angeles」のイメージが抜けきれないのです。こちらへ引っ越してくるときにコートやら厚手のセーターなどはすべて処分してきてしまって激しく後悔。

はっきりいって朝晩は結構冷え込みます。冷たい風がびゅんびゅん吹き荒れる日も。日本と比べてこれぐらいの寒さだったら何とかやり過ごせるだろう、乗り切れるだろうと自分を騙し騙しやってきましたがもう限界。とうとう我慢しきれずにオイルヒーターを買いに行ってきてしまいました。(実は密かに光熱費の節約に励んでおりました・・・)

なんですが・・・速攻「返品」になりました。家に帰ってきてさっそく組み立てようと箱から出してみるとキャスターをつける部品のネジ「1本」が足りない・・・(涙)

ここはアメリカだということをすっかり忘れていました・・・。


というわけで気を取り直しておいしいものでも食べに行こうと向かったのはMalibuで人気のギリシャ料理レストラン「Taverna Tony」。

「Taverna」とはギリシャ語で「食堂」のことをいうのですがこのお店もその名の通り店内は明るくとってもカジュアルな感じ。大きなテーブルやソファー席があったりと大人数でわいわいと食事をしたほうが楽しそうな雰囲気。

ギリシャ料理は、たっぷりのオリーブオイルとトマトなどの新鮮な野菜が使われるという点でイタリア料理に似ているともいわれますが、ヨーグルトや羊肉も使われるということで一番近い料理はトルコ料理と一般的に言われているそう(でもこれをトルコ人のクラスメートに言うと何故か否定される)。

a0027492_1591233.jpgさっそくビールを注文し、ギリシャ料理といえばまずこれを頼まずにはいられない「Marithes ($10.95)」をお供に。以前San Franciscoの「Kokkari Estiatorio」で食べて以来ハマった一品。いわゆるわかさぎのフライなんですが、レモンと塩のみでシンプルにいただくとおいしいんです。

そしてここはやっぱり羊肉でしょう!ということで注文したのが「Lamb Chops Fresh Domestic Lamb($22.95)」。相方は「Lamb Loin Souvlaki ($22.95)」を。ちなみにSouvlaki(スブラキ)とは牛や豚、羊や鶏肉を串刺しにして焼く料理のこと。

とにかくニンニクとオレガノの風味がばっちりきいています。レモンをぎゅっと絞ってかぶりつくとあの羊肉の独特の旨みがじんわり。やわらかくておいしいのだけれど小さい頃からマトンをがつがつ食べて育った私達にはやっぱりラムはちょっと物足りない感じ。

あああ何だか無性にジンギスカンが食べたくなってきてしまいました。スーパーみしまのジンギスカンが懐かしい・・・。

ちなみに私は断然「味付け派」。うちの両親なんて「後付けジンギスカンなんて邪道」と一蹴するほど。味のついていない羊肉を焼いてタレにつけて食べる後付けジンギスカン方式は道南地区、道東・道北地区はあらかじめタレにつけ込んだ羊肉を焼く方式味付けジンギスカンが一般的なんだとか。道理で納得。

Taverna Tony
23410 Civic Center Way
Malibu, CA 90265

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by cabayarea | 2005-12-04 15:26 | Restaurant & Food