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morimoto NYC
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最後は、大都会New Yorkで旅を締めくくることにいたしまして。

3年前に初めて訪れたNew Yorkの印象は「・・・(←この間がポイント)最悪」だったのですが、今回の訪問では「うお~最高~!」と180度考えが全く変わりましたです。

あ~また行きたいなNY。


そのNYにおきまして、ちょいと行ってみたいなーと思っていたレストランがこの「morimoto NYC」。

このレストランを知ったきっかけは「ガイアの夜明け」という日本のTV番組でした。このレストランが番組内で取り上げられていたのですが、その中でも"ローカライズしてアメリカ人好みに仕上げたという肉じゃが"を作り上げたシーンがあって、その肉じゃがを1度でいいから味わってみたかったのです。話のネタに。


a0027492_16113427.jpgというわけで予約して行って来ました。

このお店のChefは、ご存知アメリカ版料理の鉄人"Iron Chef America"の"Iron Chef Japanese"こと「森本正治」氏。この方、日本版でも3代目"和の鉄人"でしたね。

ちなみにアメリカ版料理の鉄人の司会者は「本家・初代主宰(鹿賀丈史)の甥」という設定になっているらしいのです。でも、甥って無理ないか・・・?

そしてレストラン店内のデザインは、表参道ヒルズを設計した現代建築の第一人者「安藤忠雄」氏が手掛けたのだとか。しかも総工費に14億円近くもかかっただけあって、いやはや、気合の入り方が違います。


a0027492_16273338.jpgさっそくメニューを見ると、あの「肉じゃが」がない・・・。なぜかメニュー上からさくっと消えておりました(涙)なのでアラカルトはやめて「morimoto omakase($120.00)」でいくことに。

"おまかせ"なので何が出てくるかまったくわからなかったのですが、苦手な物やアレルギーなどがないかどうかはきちんと尋ねてくれました。

さてお待ちかねの1品目は「toro tartare」。ウニ箱のような容器に詰められたトロのたたきをもんじゃ焼きで使う鉄ヘラを使っていただきます。こりゃおもしろい! 添えられた薬味や出汁あんなどもしっかり脇を固めてくれてます。


a0027492_16274830.jpgお次は「Sashimi Bonito」。

これまた新鮮な"かつお"で旨い! 刺身のとなりには、かつお節を厚めに削ったものが添えてあって、なかなか素敵なプレゼンテーションです。


a0027492_1628790.jpg前菜が軽~く2品続いたあとは「Fugu Carpaccio」。まさかNYにきてまで"ふぐ"を食べることになろうとは一体誰が想像したことでしょう!

ふぐといえば鍋ですが、サラダ仕立て風で食べるふぐもまた格別の美味しさであります。


a0027492_16283193.jpg3品あっさりしたものが続いたので、まだまだイケる!と思っていたところにきたのがこの「Kumamoto Oyster Foie Gras with Uni」。

牡蠣とフォアグラと雲丹を1皿にまとめたこれまた豪華な料理。しかし、どれも個性の強い食材なのでちょっと不安だったのですが、Teriyaki Sauceがしっかりまとめてくれましたよ。これもうまうまでした。


a0027492_16284953.jpgと、ここでお口直しの抹茶とひとかけらのマカロンをはさんで、いきなり「Sushi」です。

シャリも小さめで、"普通に"おいしいデス。



a0027492_1631996.jpgSushiを食べていたと思ったらいきなり和の世界から洋の世界へ。「Grilled Lobster "Epice" with Lemon Creme Fraiche」の登場です。

"Epice"とはフランス語で香辛料という意味なのですが、その名の通り、かなりスパイスが効いたロブスターになってます。 これを食べた途端、頭の中にあった"和"という文字がどこかへぶっ飛んでいってしまいました。

このロブスターの脇に添えてある「Lemon Creme Fraiche」のように、最近流行のレストランではソースを"泡々"にするのが流行ってますね~。おもしろいです。



a0027492_16314380.jpg最後にこの1品がトドメをさしてくれました「Wagyu Beef fritters」。

ほろりと肉の繊維がくずれる牛肉を天ぷらにしたような1品。小豆をすりつぶしたソースでいただきます。これがまたクドかったなあ。私的にはあのSushiで終わりにしておけばよかったかも。


a0027492_16363324.jpgデザートは「Pistachio Cake, Hazelnut "Espuma", Pistachio Tuile, Cherry Sorbet」です。

ピスタチオのケーキなんて生まれて初めて食べましたが、美味しいんですね~。今度自宅でも作ってみようとこのとき心の中で誓ったにもかかわらずまだ作れてません・・・。


a0027492_16365822.jpgそして例の和の鉄人、森本シェフ登場~!着物姿が板についていてTVで見るよりもかっこいい!写真撮影も忙しくなければ気軽に応じてくれたりするのです。

鉄人の手さばきを目の前で堪能できるこのカウンター、履物は脱いで上がるお座敷になっていて、メニューはお1人様$200かららしく。しかも予約困難といわれている席なのだそうで予約の際にはクレジットカードの番号も必要だとか。

また地下にあるBarとトイレも必見。特にトイレは「ほほお~」と唸ってしまったほど。 賛否両論いろいろありますが、なかなか楽しいお店でした。

morimoto NYC
88 10th Avenue
New York, NY 10011
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by cabayarea | 2006-12-28 19:35 | East Coast 2006
Cape Cod
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ボストン滞在最終日。

大西洋に面した変わった形の半島「Cape Cod(ケープコッド)」へドライブすることに。直訳すると"鱈(たら)岬"という、なんとも魚貝類好きの我が家にはたまらない地名なのであります。



a0027492_0344173.jpgボストンから南へ向かうこと約2時間。

ケープコッドには、かわいらしい町並みの「Sandwich(サンドイッチ)」やJFケネディ大統領の別荘があることで有名な「Hyannis(ハイアニス)」など、小さく魅力的な街が点在しているので途中いろいろ寄り道してみるもの楽しみのひとつ。

途中、両脇の景色がずーっと森の中。紅葉がとても綺麗で、ええところやね~としみじみつぶやく私。

そんな街々を抜けていくと、半島の先端には芸術家の街「Provincetown(プロヴィンスタウン)」が。一説ではゲイの故郷とも言われていて、たしかにレインボーフラッグを掲げているお家がところどころにありましたよ~。ここもこじんまりとしていて素敵な街。


a0027492_14463.jpg半島の東側一体に広がる「Cape Cod National Seashore(ケープコッド国定海浜公園)」へ到着~。

おおおこれが大西洋か~!

いつも見ている太平洋の海とはこれまた違っていて新鮮な驚き。きらきらと輝く明るい海よりも、日本海のようなちょっとどんよりしてて冷たい雰囲気のある海のほうが好き。時期的な理由もあるのでしょうが、大西洋は、気分が落ち着く日本海のような感じでした。


a0027492_1145771.jpgかつてイギリスから新天地を求めて海を渡ってきたピューリタン(清教徒)たちが、新しい生活を始める場所として選んだのがこのケープコッドなのだそうで。

ちなみに、東京ディズニーシーにこのケープコッドを再現したテーマポートがあるらしいので、日本へ帰国したときにはぜひ行ってみたいと思います。

とにかくいいところですケープコッド。

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by cabayarea | 2006-12-21 04:39 | East Coast 2006
Union Oyster House
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後ろ髪を引かれる思いながらもワシントンDCを後にしまして、お次はアメリカの古都ボストンへやってきました。

その歴史もさることながら、ボストンといえば私の場合やっぱり「シーフード」。

2泊3日の滞在中はロブスターとクラムチャウダーが常に頭の中でいっぱいの状態でした。・・・あとは、ボストンのイメージというとアリー・My Loveとかいうドラマの舞台だったねえ~というぐらいしか思い浮かばないのですよ。

そんな私に呆れまくるうちの相方ではありますが、旅先でのレストラン選択権に関してははだいたい私にまかせてくれます。しかし不案内な旅行先での夕食選びは意外と悩んでしまうものなんですよねえ。


a0027492_2203596.jpgというわけで、ボストンでの店選びは無難に"老舗系"のレストランで攻めてみることにいたしまして。

1826年創業全米最古のレストラン 「the Union Oyster House」へ。

1704年に建てられた店の建物は、2003年にアメリカ国定歴史建造物(National Historic Landmark)として登録されたアメリカの文化遺産でもありまして、シーフードが苦手な方でもこの建物を見に行くだけの価値はあるのではないかと思います。

入り口のすぐ脇には、これまた雰囲気のある半円型のOyster Barがあって、ビール片手に牡蠣を美味しそ~うにチュルチュルやっているお客さんがずらりと並んで座っており、いやがうえにも期待が高まるのでありました。


a0027492_223577.jpgゆったりとディナーを楽しみたいのでダイニングのある2階席へ。もちろん予約済みだったので待たされることもなくスムーズに。

ちなみにアメリカ元大統領JFケネディはこの店の常連客だったことでも有名で、この2階には当時彼がいつも座っていた席があって、永久保存席になっているのだとか。


a0027492_5445099.jpgボストンの地ビールSamuel Adamsを注文して乾杯の後、さっそく名物クラムチャウダーが運ばれてきました。

今回あえて「Fish Chowder($4.95)」を注文してみたのですがこれが・・・ちと失敗。

白身魚をほぐしたものが入っているのですが、白身魚自体に味もなければ、クラムチャウダーのあの独特のコクさえもがないのです。相方が注文していたノーマルなクラムチャウダー「Oyster House Clam Chowder, a Boston Classic($4.95)」は普通に美味しかったのになんなんだろうこの違いは・・・。


a0027492_22423067.jpgお次は「Cold Seafood Sampler($10.95)」。
ボイルしたエビに、生牡蠣、そしてこのチェリーストーンクラムと呼ばれるハマグリの一種の盛り合わせ。

特にこのチェリーストーンクラムを生で頂く旨さといったらもう~筆舌に尽くしがたいほど! 濃厚で強烈な磯の香りがたまらない美味しさ。

メニューに"Cherrystone Clam"の文字を見つけると、すかさずオーダーしてしまうほど大好きデス。


a0027492_2243349.jpgそしてお待ちかねのメインディッシュ「The Lobster Pot($Market Price)」。茹で上げるか、焼き上げるか、どちらかの調理法が選べます。

そしてロブスターは溶かしバターにつけて食べるのがこちらでは一般的。

そうここはアメリカ。ついつい大きいロブスターを選びたくなってしまいますが、大味で全く食べられたものではないと東海岸在住経験アリの知人からのアドバイスが。ここはグッと我慢なのです。

というわけで、これはMedium(1 1/4 – 1 1/2 lb)のロブスター。殻をはずして身を食べたらあっという間でした・・・。そこそこ大きいんだけど、食べるところが少なくて残念。


a0027492_22435167.jpg普通に茹で上げたロブスターもあっさりとシンプルでいいのですが、ちょっと変わったものを食べたいという願望もあって「Union Special Lobster($Market Price)」を注文。

これはロブスターに"New England Seafood Stuffing"と呼ばれるものをのっけて焼き上げたもの。

Stuffing(スタッフィング)とは味付けした野菜やパンなど、いわゆる"詰め物"のことであります。

a0027492_5393944.jpgアメリカ料理の中でも最も伝統的ともいうべき食文化が存在するこのニューイングランド地方。感謝祭で食べる七面鳥のお腹に詰めるスタッフィングがポピュラーなのですが、これを魚料理にも応用してみたというわけですね。

実はスタッフィングというものを食べるのが初めてだった私。


ウッ・・・ヽ(`*´;)ノ

これがまた・・・悲しいことに想像を絶する味というか今までに味わったことのない風味でして、口では言い表せないほど。がっつり残してしまいました(涙)

スタッフィングトラウマになりそうです。はい。

the Union Oyster House
41 Union Street
Boston, MA 02108
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by cabayarea | 2006-12-14 02:13 | East Coast 2006
Amish in Lancaster
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私が初めて「Amish(アーミッシュ)」と呼ばれる人達の存在を知ったのは、2年ぐらい前のことでしょうか。

当時、毎日せこせことTOEFL対策の勉強をしていたのですが、月1回行われる公式テストを受けていたときのこと。Readingのセクションで、このAmishの人たちが作る家具についての長文読解が出題されたのです。

内容はというとAmishの歴史から始まり、日常の暮らしの説明があり、そして彼らが作る家具とそのシンプルなデザインについて書かれたもの。もちろんそのときはこの"Amish"という単語が頻繁に出てくるにもかかわらず、一体何なのか分からず、そのせいで読めば読むほど分からなくなり、ドツボにハマりまくりまして。自分の想像力がその内容についていくことができないような状態。

それ以前にAmishがモノなのかヒトなのか何なのか理解できなくて頭の中がもうぐちゃぐちゃでした(笑)今思うと、Amishという人たちが存在していることが信じられなかったというかそんな感じだったのでしょうか。

TOEFLの長文読解では、文章は全部読んではいけないというセオリーがあるにもかかわらず、どうしても理解したくて喰いつくように何度も読んでしまった私には、残りの問題を解く時間もなくアウト(泣) TOEICと違ってTOEFLではこのようなアカデミックな語彙を増やす必要があるのがとにかく苦痛でした。

テストが終わってから、学校の先生に聞きにいったのは言うまでもありません。それからですAmishの人たちに興味を持ったのは。


a0027492_1342515.jpg前置きが長くなりましたが、Amish(アーミッシュ)とはキリスト宗教の一派で、とにかく"Plain"質素をテーマに文明社会、すなわち現代社会とは、あえてかけ離れて集団生活をしている人々のことです。

当然、電気、電話、ガス、水道などの公共の設備は一切使いません。吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」の世界にビビった私もこれには本当に驚かされました。


a0027492_13484411.jpg大量消費社会であるこのアメリカの中で、17世紀頃の欧州の自給自足に近い生活を実践する人たちが実際に存在するっていうことに驚きというかかなりのインパクトがありました。

一方、家の中にはPCが何台もあり、テレビも見れば、当然電子レンジや掃除機も使う、文明の利器にどっぷりと頼り切っている私には到底入ることのできない世界でもあるわけです。



a0027492_13424295.jpgというわけで、念願かなってOld Order Amishと呼ばれるアーミッシュの人々が暮らす村のあるLancasterへ行くことができました。ワシントンDCから車で約2時間ぐらいだったでしょうか。

彼らの生活方法を理解するために「The Amish Farm and House」を見学することに。

もちろんこの建物は以前アーミッシュの人たちが実際に住んでいた建物とのこと。ちなみに家の中も装飾が禁じられているのでハデなカーテンなども×。ということで緑色一色のロールカーテンがほとんど。窓を見ればアーミッシュの家かどうか一目で分かります。

a0027492_13431527.jpg入り口から入ったところで、日本語に訳された案内ガイドを手渡されホールで一通り説明を受けます。それからまずは「台所」へ。

リビングがないかわりに台所は家族が集う中心の場となっているそう。ちなみに冷蔵庫はあるのだけど電気ではなくガスを利用しているそうです。

ちなみに煙突のついた古~いスタイルのオーブンガスレンジがとても素敵でした。山小屋にあるような薪ストーブをいつか自分の家にも!と思っている私としてはとても憧れてしまいます。


a0027492_1343342.jpg何といっても人々の目を引くのは彼らの独特の服装。

パッと見でもすぐに判断できるそれは、男性はサスペンダー付の黒っぽい服に黒っぽい帽子、女性は薄い青色の長いふわっとしたワンピースに白のオーガンジー帽子という格好。ボタンさえも装飾品になるので一切ついていません。

そして何より彼らは写真は撮る事も撮られることも好まないとのことなので、偶然出会ってもカメラを向けるのがかなり憚られます。偶像崇拝を禁じた聖書の教えに従うためらしく、集落内にキリスト像さえもなく、 少女たちが持つ人形にも目鼻がついていないといった状態。


a0027492_1344620.jpg移動手段はなんと馬車。

自動車がびゅんびゅん走っている道路で、ふつ~うにパカパカと軽快な音を立てながら快走している姿を見ることができてちょっと感動。しかもこの馬車、これまた意外と早い!

自家用車を持つことや自宅への電話機設置は認められず、旅に出るときなどでバスや電車に乗ることを認めているほか、村で共同の公衆電話の設置のみ許可されているのだそう。 

とにかく実生活において信仰心を実践してみせており、特にコミュニティーの範囲から外へと繋がる移動手段や、情報網に関してはかなりの神経質さを見せている感じを受けました。


a0027492_1345965.jpgと説明しつつも。

伝統を守るアーミッシュの人々は全ての文明を拒否している訳ではないのです。文明が進歩するにつれ次々と出てくる新しいものに対して、必要に応じた条件で特定な近代の便利な設備だけを選択しているようです。基本的に家族やコミュニティーの調和を崩壊させる技術は拒絶し、自給自足を重視しているようです。

一方そんな質素な生活にもかかわらず、中には億万長者もいるそうで。 州税、連邦税は支払っていて、唯一社会保障税だけは払っていないらしいです。もちろん健康保険もないのだそう。

ちなみにこのアーミッシュハウス、新しくできたばかりであろうTarget(アメリカの3大ディスカウントストアのひとつ)のとなりにぽつーんとありまして、このコントラストに思わず苦笑してしまいました。

Fogo de Chao
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by cabayarea | 2006-12-07 18:34 | East Coast 2006