Marutai Ramen
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毎日忙しいと時が過ぎていくのが早く感じられると若い頃は常々思っていました。が、最近では特に忙しくても忙しくなくてもとにかく時間が過ぎるのが早すぎるとつい愚痴っぽくなってしまう今日この頃。

気がついたらもう11月もあと1週間で終わり。
ついこの間の出来事のように思えてならないのですが、ちょうど先月の終わり頃にlasvegasmasaさんとお会いしたのですが、早いもので1ヶ月も経とうとしているのですよ。早い早すぎる。

残念な事に現在はLas Vegas生活から日本へ居を移してしまいましたが、実は私の中でLas Vegasといったらカジノでもギャンブルでもなく、イコールmasaさん。Blogではかれこれ2年ぐらいのお付き合いになるのですが、ほんと時が経つのは早い早すぎます(しつこい)。

そんなわけで、偶然にもLAにいらっしゃることになったmasaさんと一緒に近場のレストランで美味しいカクテルに美味しい料理と楽しい会話で大いに盛り上がりまして。masaさんお誘いどうもありがとうございました! いやーホント楽しかったデス。


a0027492_010494.jpg一方、忙しくて結局参加できず自宅に1人残されたうちの相方。帰宅するとどうやら何も食べていなかったようなので、好物である「マルタイラーメン」を作ってあげました。

相方の場合マルタイラーメンは常にストックしていないと落ち着かない(あとエバラのたれも)ほど愛してやまないようです。というか彼はかなりの「ストック魔」なのでアンチストック派の私としてはちょっとイライラ。

そしていつのまにかマルタイラーメンが我が家の"家食ラーメンのスタンダード"となりつつあるので、道産子の血をひく私としてはとても肩身の狭い思いもしているのであります。相方と知り合うまでマルタイのマの字も知らなかったほど。自宅で作って食べるラーメンといえば私の場合「西山ラーメン」なのであります。

ちなみに私の友人(こちらも九州出身)はサンポーの「焼豚ラーメン」命。東京には売っていないのでわざわざ実家から取り寄せて食べていたほどでした。旨い旨いとうるさいので1度試しに食べてみたのですが、味があまりにも「普通」すぎて(本人が言うほどすごい美味しいわけでもなかった)苦笑した思い出があります。


a0027492_0104429.jpgというわけで、こんな具合に具沢山にしてあげるとよりいっそうおいしく召し上がれます・・・ではなくとても喜んでくれます。

重要なポイントは「きくらげ」を千切りにしてたっぷりのせてあげることとできれば「からし高菜」も添えて。もちろんネギはデフォルト。

焼豚は切ったものをそのままのせてもいいのですが、フライパンや網などでちょっと焦げ目をつけて香ばしく仕上げるのも美味しいです。さらに生のにんにくをぎゅっと搾ったものを入れて食べれば最強。


ここでちょっと質問。
あなたの不在時、相手(ここでは主に"夫"としておきましょう・・・)の食事の用意をしておいてから出かけますか?

私の場合、基本的に「No」。
時々、作っておいてあげたほうがいいかな?と思うこともあるのですが・・・(^^ゞ


これが未だ鬼嫁と呼ばれてしまう所以でもあるかもしれません。



a0027492_2322478.jpgじ、次回こそ"長崎皿うどん"をUpせねば・・・
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# by cabayarea | 2006-11-22 02:29 | Home Cooking
Santa Barbara Harbor & Seafood Festival 2
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前回、Santa Barbaraはウニの産地で有名だと書きましたが、"Spot Shrimp"と呼ばれるエビの存在も忘れてはいけません。

そうです「ボタンエビ」のことです。

LAに引っ越してきてとにかく感動したのが、お寿司屋さんでビチビチ力強くはねる生きたボタンエビを目の前でさばいて、生のまま握りにしてくれたことでした。これがもう甘くてとろけて美味しいのなんのって。

これがまた、てっきり築地から空輸しているのかと思ったら、Santa Barbara産のボタンエビだというではありませんか。もちろん海老頭はから揚げと味噌汁にしてしっかり頂いたのは言うまでもありません。

ということで早速戦闘開始です。


a0027492_1831209.jpg実は今回ウニは小売りしておらず、ターゲットをボタンエビに変更。Pierの一番奥で、なんとも活きのよさそうな大きなボタンエビを扱っているおじさんをさっそく発見。

わお~すごいフレッシュだねえ♡と話しかけると、もちろんこれは"Sashimi(刺身)"グレードだよ!とにっこり。その笑顔につられてさっそく1lbほど購入しました。お腹にたっぷり卵をつけた子持ちボタンエビも入れてくれましたよ~。わくわく。

a0027492_18351541.jpg帰りにはちょっとワイナリーに寄ってワインを買い、自宅でボタンエビを活け造りにして、ワインと供に楽しもうと、袋片手にほくそ笑む私たち。

ちなみにアラスカ沖からサンディエゴ沖まで棲息するこのボタンエビ、日本では冷凍輸入され、ぼたんえび、もしくはアラスカボタンとして売られているそうです。

厳密にいうと本来"ぼたんえび"という和名のエビがいるのですが、これがかなり漁獲量が少なくて希少のため高価な寿司種として扱われるため、一般にはあまり出回らないようです。

というわけで漁獲量の多い"トヤマエビ"という名前のエビが、主にぼたんえびとして流通していて、市場では珍しいというほどではないものの値段が高価なため、これまた一般のスーパーや魚屋などではなかなか見かけられないのだそう。むむむ。


a0027492_19104555.jpgとにかくボタンエビの活きが良過ぎて袋の中で激しく跳ね回り、その鋭い触角のせいでボロボロになりつつある袋を持ちながら、Food系の出店を見てまわることにしました。

まずは、会場内でひときわ香ばしい匂いを漂わせているこのBBQブース。ここのブースではこのBBQの他に、漁船から買い付けたロブスターや蟹などをこのブースに持ってきて、ボイルしてもらえる仕組みになっています(要$3.00)。ぐらぐらと煮えたぎる熱湯の入った大きな寸胴鍋がいくつも並んでいました。

a0027492_1917699.jpgでは、BBQのグリルでは何を焼いているのかというと、このかつおぶしのような形をした「Albacore」。特製のタレにじっくり漬け込んであるようです。

Albacoreとは"鬢長(びんちょう)マグロ"のことでよくお寿司屋さんで見かけるネタのひとつ。腹の部分は「びんとろ」と呼ばれてネタとして人気がありますよね。ツナ缶によく使われる種類なんですが、火を通しても身がしっとりしているので、味噌に漬けた後にさっとグリルして食べるとなかなか旨いです。

a0027492_19363483.jpgこれがその「Albacore Barbecue($5.00)」。サクの半分ぐらいの大きさで、塊で出てくるのかと思ってたら、しっかり身はほぐされていて、しかもアツアツなのかと思いきやすっかり冷めていました(涙)

Smokeyな風味でアメリカ人が魚をBBQするとこうなるのか~といった驚きが。味は悪くはありませんでしたよ。



a0027492_19432972.jpgお次は「Snow Crab($5.00)」。そうですいわゆるズワイガニのことです。大きめのはさみの部分が2本とズワイガニの特徴ともいえる細~い足の部分が5~6本、茹でられたものが入っていました。

普段ダンジネスクラブばかり食べているせいなのか、とにかくあっさりしているように感じます。身の繊維は細かく上品な感じです。

Queen Crabとも呼ばれるようで。・・・じょ、女王カニ???


a0027492_19593654.jpgそれにしても肉と違ってシーフードはお腹にたまりませんねえ・・・。胃下垂気味な私には辛いところです。

というわけで、「Fresh Oyster($9.50)」も。注文が入るとその場で殻をあけてくれるので、新鮮。旨味だってしっかり残ってます。もちろんその場で速攻つるんと食べると・・・うううう旨い。

SFではよく牡蠣を食べていたのに、こちらLAに来てからはなぜか新鮮で美味しい牡蠣に出会えなくってしばらく敬遠していただけに、久しぶりに食べた旨い牡蠣にちょっぴり感動。


a0027492_2014571.jpg結局ウニは食べられなかったねえ~と肩を落としていたら、いつのまにかウニの出店がOpenしていた!10時開場の時間に間に合わなかったようです。あわてて出店に駆け寄って、ウニを不思議そうに眺めるアメリカ人のおじさんを尻目に注文。

まずは「Uni Sushi Gunkan Style($7.00)」。ウニの軍艦巻きなのだけれど、海苔が見当たらず、白い紙のようなもので巻いてありました。ウニが太っ腹にもたくさんのっかっています。お味のほうはいうまでもなく、これまた新鮮で旨いです。

a0027492_20142825.jpgこちらは「Uni Shooter($7.00)」。

見た目はおしゃれなのですが・・・カクテルソースとウニは合いません。(きっぱり) しかもこのカクテルソースが辛くて辛くて。濃厚なウニの味でさえ、完全にこのソースにやられてました。



とまあ、こんな感じで2~3時間ほど、あれこれ食べながらだらだらとのんびり過ごした後は、お目当てのワインを買いに向かうべく、会場を後にしました。




a0027492_20302429.jpgそして自宅にて調理の巻。

ボタンエビの食べごろになった身は刺身の中でも随一の甘味を誇ると言われるだけあって最高。残りは網でさっと塩焼きにして食べたのですが、これがすごかったー。焼くと身が小さくなってしまうのだけど、ぎゅっと旨味が凝縮されていて、今まで食べていたエビは何だったの~と2人で叫んでしまうほど。ぎりぎり火の通った半生で食べる身はとろりとしてとにかく美味。

Santa Barbara Harborでは、毎週土曜日にFishermans Marketが開催されているらしく、魚をはじめ蟹やエビなど漁船から直接買い付けできるらしいです。

毎週通いたくなってしまいそう。うーん困った。

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# by cabayarea | 2006-10-18 17:24 | Food Festival
Santa Barbara Harbor & Seafood Festival 1
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先週末に南の海へ行ったと思ったら今週末は北の海へ。

自宅からはUS-101号線をサンフランシスコの方向へ向かってひたすら北上。ちなみにこのUS-101、日本でいうところの「国道(=US Highway)」と呼ばれるもので、アメリカ大陸を"横断する方向"の道路には偶数、"縦断する方向"の道路には奇数番の道路番号が振られています。

そしてI-5号線(こちらはInterstateと呼ばれる日本の高速道路に該当)も同じくアメリカ西海岸を縦走している大幹線道路ですが、内陸を通るI-5と違って主に海岸線沿いに走るUS-101はカリフォルニアでのドライブでは本当にお勧め。

で今回のドライブの目的地は「Santa Barbara」。この街のシンボルというか特徴でもあるSpanish Colonial風の建物が立ち並び、のんびりとした空気が漂う小さくて美しい街です。


a0027492_18302270.jpgそしてこの街でのお目当てはというと、毎年この時期に1日だけ行われる「Santa Barbara Harbor Seafood Festival」!

そう!魚にはちょっとうるさいよというLA在住の方にはご存知、Santa Barbaraといえば地元で獲れる美味しい"ウニ"の産地として有名なのです。


a0027492_19411559.jpgここで獲れたウニのほとんどは、日本では高級品扱いされるため高値で売れる築地市場へ輸出されています。

ウニは大きく分けると"赤(Red)"と"白(White)と呼ばれる物が存在するのですが、その中でもWhiteと分類される白ウニに関しては築地での市場価格は、なんと現地で取引される価格の約10倍!ちなみに南カリフォルニアで獲れるウニは紫ウニがほとんどだそう。

ということで地元で食べるウニはさぞかし旨いだろうと出かけてみたというわけなのです。しかしここまで食い意地がはっているとさすがに自分でもちょっぴり呆れてしまいますが・・・(^^ゞ

去年のLobster Festivalもそうですが、フード関係のFestivalの中でも、格別にSeafood系のに弱い私。なんてったって気合の入れ方が違います。早起きだって長距離のドライブだってなんのその。

a0027492_19444818.jpgやっとSanta Barbara Harborの会場に着くとちょっと時間が早すぎたのか人影はまばら。とにかくまずは会場の奥のほうにある、漁船が横付けされているCity Pierのところへ向かいます。すると既にそこの一画は、水揚げされたばかりの魚貝類の水槽がずらっと立ち並ぶテントがあり、ここはすでに人だかりが。

わ~( ゚∀゚)

なんとその水槽の中には、なんと体長60~70cm近くはあろうかと思われるロブスターがうようよ! デカすぎです!とにかくこんなに大きいロブスターを見たのは初めてで、さすがに1人でこれ1匹完食できたらすごいだろう・・・と思わず絶句してしまいました。


a0027492_19471930.jpgそしてそれらテントのすぐそばには、こんなふうに横付けされた船からどんどん蟹やロブスターなどが水揚げされていきます。うわ~これはほんとに新鮮だわっ~!と叫ぶ私。水揚げしたばかりのものをその場で食べることができるこのFestival。興奮しないはずがありません。

"漁師の朝は早い"とはよく言ったもの。すでに水揚げを終えたらしい漁船は、船上でコーヒーを飲みながらのんびりくつろぐ漁師たちの姿も見受けられました。

a0027492_19454473.jpg魚貝類を興味深げに眺めながら歩く人が多い中、すさまじい勢いでエビやらカニを大量に買っていたアジア系のおばちゃんに思わず目が釘付け。

その大量買いの姿もさることながら、直接手にとってじっくりみるその眼差しは真剣そのもの。そしてあれやこれや漁師のおじさんに交渉している熱い姿に思わずパワーを感じてしまいます。


a0027492_20151553.jpgさて。
私もおばちゃんに負けないよう戦闘開始です!







Santa Barbara Harbor & Seafood Festival
Harbor Way
Santa Barbara, CA 93109
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# by cabayarea | 2006-10-15 17:17 | Food Festival
George's at the Cove
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San Diegoというと動物園ぐらいしか思いつかないほど、我が家の場合まったくをもって情報が偏っています。そんな状態で何の下調べもなくLa Jollaに来てしまったものだから、変な先入観もなくあっというまにトリコなってしまったのも早かったですね。あ~また行きたいなLa Jolla。

ただ、飲食店関係に関しては一応ざっと調べておいたのですZagatで。とりあえずその地で美味しいものにありつこうにも口コミ情報もなければ知り合いもいない・・・ということで、困ったときの神頼みならぬZagat頼みというわけです。

ということでZagat San Diego版でMost Popularレストラン1位の「George's at the Cove」を選んでみました。地元でも有名なレストランだそうで、海辺でひとしきり遊んだ後にちょっと遅めのお昼ごはんにと向かいました。


a0027492_1732587.jpgこちらのGeorge's at the Coveは1Fがファインダイニングのレストラン、2Fがバー、そして3Fがテラスのカジュアルレストランといった造りになっています。

まずは2Fの「Pacific View Bar」で1杯軽くひっかけてから。スペースの半分がオープンになっていて潮風を受けながら、一気にビールをごくごくぷはー。どうやら喉が渇いていたみたいです。San Diegoの地ビール「Stone Brewing」、これなかなかお勧めです。


a0027492_17322174.jpgそして3Fの「Ocean Terrace Bistro」へ。

うわー!
目の前にLa JollaのCove(入江)、そしてどどーんと太平洋を広がる景色がものすごく素敵です!しかも案内してくれた席は1番海側のテーブル。

トリコになってしまったLa Jollaの風景を目の前に眺めながらの優雅なランチを想像して、なぜか興奮してしまい席につくなり、ウエイターさんにシャルドネ1杯!と速攻オーダーしてしまいました。そんな私にびっくりした相方もつられて「お、お、同じものを~。」となぜか焦りながらオーダーしていました。


a0027492_17325122.jpg海へ来たからにはとりあえずシーフードを食べとかないとね!とめずらしくお互いの意見が一致。まず最初に注文したのは「Mexican Style Shrimp Cocktail($12.00)」。

かなりスパイシーなトマトカクテルソースがベースとなっていて、そこにきゅうりやたまねぎ、香草、そしてマンゴーのみじん切りがこれでもかというほどたっぷり入っています。そしてまるごと1個分のアボカドに大きいエビが何匹か入っていました。

a0027492_17333288.jpg色とりどりのトルティーヤチップスにこのトマトカクテルソースをつけてバリバリ頂きます。

このソースがとにかくもう辛くて辛くてワインが進みまくり。タバスコの辛さとかではなくって、ハラペーニョあたりの生チリをみじん切りにしてソースに混ぜてあるような感じでとにかく辛いのです。この後マルガリータを注文して勝手に気分はMexico~な状態に陥っていました。


a0027492_17335978.jpgこちらは「Grilled Mano De Leon Scallops with Tabbouleh Salad($15.00)」。

ホタテのグリルとタブーリという名前の麦のサラダ。タブーリは中東系レストランでもちらほら見かけますね。さっぱりとしていて、酸味系の味付けが合うような特に夏にはぴったりの食材かと思います。

このタブーリサラダにはヨーグルトとミントのドレッシングがかかっていて、やはり中東系風味。ということで私の脳内はメキシコから中近東にトリップ状態。

a0027492_17341395.jpg串に刺してあるホタテはいやな臭みもなく甘みもあってなかなかのものでした。グリルしたズッキーニも甘くて美味しいです。そして何より目を引くのがこの上にのっかった「Crisp Pita strips」。

ピタパンを油でカリカリになるまで揚げてトッピングしたものです。これがなぜか異様に美味しくってびっくり。香ばしくてカリッというよりガリッといったほうがしっくりくるぐらい歯応えしっかり。そして風味が似ているなと思ったのが小さい頃よく食べた「ギンビスのアスパラガスビスケット」。これを彷彿とさせてくれるのです。う~懐かしい~。

ピタパンを使うあたりもやっぱりこの1品は中東もしくは海に近いということで当然ながら地中海系料理をも意識しているのでしょうか。


a0027492_17344443.jpgそして最後はイタリアへ。あさりとトマトのシンプルな1品「Spaghetti with Clams($12.50)」です。

麺はちょっぴり柔らかくアメリカ人バージョン。ですが、あさりはごろごろたっぷり入っているし、トマトソースは甘みがあって、にんにくもしっかりガツンときいていてトータルでは美味しいスパゲティでした。


a0027492_17361942.jpg最近デザートの注文は避けているのだけれど・・・でもこの景色、もうちょっと眺めていたい・・・ということで半ば無理やり「Dutch Apple Cobbler($6.25)」を注文して時間稼ぎ。

しかしー!この初コブラーがまたエライ美味しいのなんのって。あつあつのコブラーにバニラアイスがとろ~っと溶けて絶妙な旨さ。アップルパイにバニラアイスも美味しいけどこっちも美味しいぞ!

コブラーとは"cobble up=大ざっぱに作る"という言葉が変化してできた名前のアメリカ南部の料理だそうです。たしかにそのとおり見た目的にもあまりそそられないのですが、食べてみるとそんな今までの誤解はどこかへ吹っ飛んでしまいました。上にゴロゴロとのっているクッキー生地?みたいなのがこれまたすごく美味しいし、火が通ってトロっとしたりんごの甘さがなんともいえないのです。ぜひ次回は自宅でも挑戦してみます。


a0027492_17363289.jpgテラスのカジュアルダイニングということもあるのか意外とメニュー数が少なくてちょっとがっかり。ですが、料理ももさることながら、やっぱりこの景色が1番最高のレストランです。


George's at the Cove
1250 Prospect Street
La Jolla, CA 92037
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# by cabayarea | 2006-10-12 19:41 | Restaurant & Food
La Jolla
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いやいやちょっと感動してしまいましたこの「La Jolla(ラホーヤ)」というところ。

車でだいたい2時間ぐらいでしょうか。I-405、I-5とFree wayを乗り継いで太平洋を右手に眺めながら南下すると、そこはカリフォルニア州最南端の都市San Diego。そのSan Diegoから15マイルぐらい北上したところにあるのがこのLa Jollaという海辺の高級住宅街です。

カリフォルニアにはいわゆる"高級リゾート地"と言われている所はいろいろありますが、とにかくここは私の中で最強。何が最強ってもう・・・

とにかくこの「海の匂い」!
なんとも清々しい潮の香りが本当に強烈でした。海水は濁りが無く透明。透き通っているのです。そして砂浜だけでなく岩場もあるのが、こう、自然の荒々しさを感じられるようでぐっときてしまいます。なんだか相方の故郷の海に風景が似ている感じもします。


a0027492_18373772.jpg潮の香りを胸いっぱい吸い込むと、昔過ごした夏の海辺での出来事がぱーっと一瞬のうちに自分の頭の中を駆け巡るような感覚がなんとなく好きで、そのときの、甘ったるいサンオイルの匂いや、たばこの煙の匂い、アルコールの匂い、焼きはまぐりの香ばしい匂いと醤油の焦げた匂い・・・などがこう、今にも漂ってきそうな感じがするのです。懐かしい匂いとでもいうのかな。

ただこのLa Jollaの海は、自分の記憶にある日本のしっとりとした潮の匂いとはまた違った、こう自然な感じの匂いというかカラっとしたような匂いがします。


寂しいことに、海辺のすぐ近くに住んでいるにもかかわらず私が住んでいる辺りではまったく潮の香りはしません。

相方は「潮の香りがするのは、この海に昆布とかがたくさん生えているからだよきっと。」と言っていましたが、実はこの潮の香りというのは、海藻や海洋プランクトンといった有機物が死後分解した匂いなんだそうです。

a0027492_1913261.jpgというわけで、プランクトンが豊富で、エビや小魚などの住処となる海藻が豊富に生えているからなのかペリカンなどのたくさんの海鳥たちが羽を休め、アザラシが砂浜でごろりと昼寝していたりと本当に自然豊かな海辺でした。

これもまた"栄養たっぷりの海"のおかげなのですね。

そうそう。
相方のその"昆布説"は見事当たっていました。このLa Jolla Coveの沖には、なんと"昆布の林"があってそこでダイビングする人達がたくさんいるそうです。

いいなあ~楽しそう。私も挑戦してみたいかも。

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# by cabayarea | 2006-10-09 19:13 | California
Dry Skin
最近LAもなんだか秋模様?といった感じではあるのですが、相変わらず空は真っ青。でも道路に落ちてる枯葉の量がなんだか増えた気もするし、夜は1枚羽織るものを持って出かけるようにもなりました。

そしてここ1ヶ月の間、なんだか空気がふだんより乾燥しているかなと思ったらやはり。同じLA在住のdaysofWLAさんによると"Santa Ana Winds"という内陸から砂漠を通ってくる高温で乾いた強い風のせいなのだとか。むむむなるほど。

う~肌がぴきぴきと音をたてて乾燥してます。


a0027492_1683218.jpg20代では冷房がガンガン効いたオフィスでも乾燥知らずという肌の持ち主で、ベタつく乳液がいやでいやで化粧水1本で済ませていたほどだったのですが、さすがにこの歳になりそしてこのカルフォルニアではそういうわけにはいかないようです。日本へ帰るたびに"油分は必要!"とかかりつけの皮膚科の先生やデパートの化粧品カウンターのBAさんに説教されたりすることもしばしば。

というわけでかなり重宝してますNationalの「エステジェンヌ イオンスチーマー ナノケア」。体積が普通のスチームの約1/20000という非常に小さいナノ粒子のスチームを発生するため肌にしっかり浸透していきます。このスチームをしっかり肌にあてながら化粧水をつけると化粧水の浸透力もグンとUp。もちろん肌もしっとりうるうる。

ちなみに最近プラチナを含んだスチームを放出する新機種が登場したようです。


a0027492_16383145.jpgたまにSUQQUのマッサージクリームを使って、軽くマッサージしたりするのですが、このときにもスチーマーは大活躍。ナノ粒子がどーのこーのとかスチーム自体の効果うんぬんよりも、スチームをあてているとふわ~んととにかく気持ちがよくって、癒しというかリラックスする効果のほうが高いんじゃないかと思います。

このマッサージクリームは、涼しげな感じのマスカット色で、SUQQU特有の香りがするところもお気に入り。やや固めのテクスチャーなので指止まりもよく油分も少なめです。それにHAコンプレックスとかいう高品質の保湿成分がたっぷり入っているので、マッサージ後に多少の洗い残しがあっても全然OKなところも私にはぴったりなような気がしてます。


a0027492_16483159.jpgそしてこれが私の秘密兵器「Clarisonic」。

音波式電動歯ブラシで有名なPhilips社のSonicareはご存知だと思いますが、そのソニッケアーを開発したチームがその原理を生かして作ったフェイスブラシがこれ。毎秒300回もの音波振動が毛穴の奥まで到達して効果的に汚れを取り除き、なんと手で洗顔するときの2倍の洗浄力があるのだとか。

音波式電動歯ブラシって実際使ってみると結構な振動と刺激があるので、歯ならまだしも肌にはあまりよくないんじゃないかと思いきや、きちんと臨床済み。フェイスブラシも敏感肌専用のやわらかいものもありました。


a0027492_1648545.jpg実際使用してみると・・・もちろん痛くない!それどころかこの振動が気持ちいい!しかもちゃんと洗えてる!毛穴の汚れも落ちてる!

きちんとクレンジングできていないのか、実は日焼け止めをつけた日は必ず肌がゴワついたりして困っていました。そのたびにピーリング効果のある強い洗顔料をつかったり、手でやたらこすって洗ったりとかなり危ない洗顔をしていました。

一方クラリソニックは音波式なので、押し付けすぎたり、こすりすぎると効果は半減してしまいます。ということでやさしく肌にそっとあてて、1分間の使用時間を守れば毎日使用してもOKなのだそうです。しかもマッサージ効果もあるとのことで、たしかに肌を揉みほぐしているような感触もあります。もちろん完全防水でお風呂場でもOK。

これまた使い始めてまだ1ヶ月ですが、洗った後のすっきり感と化粧水がすーっと浸み込む感じがいいです。これはちょっと眼鏡拭き洗顔法を未だに続けているうちの母にも勧めてみようと思います。


a0027492_1954132.jpgそして最後にBodyのお手入れということで、アメリカではシワ取りクリームで一躍有名になったKlein Becker社の「StriVectin-SD」。

もともとは"Stretch Mark(妊娠線や肉割れ)"などを薄くするのを目的として開発されたクリームらしいのですが、その効果が実はシワにも効果があると認識されてからは、シワを消すためのクリームとして爆発的な勢いで売れたのだそう。

ですが顔にはやはりなんとなく怖いので、Body用を試してみました。というのもいつのまにか太ももとお尻の間に出現していた肉割れ!とほほ。白っぽい亀裂のようなものがあるのです(涙)

完全に消すのは無理だと思いますが、何もしないよりかはいいだろう、いつか効果はでるだろうと気長にぬりぬりしてました。

ですが、塗り始めて3日ぐらいたったときでしょうか。皮膚が柔らかくなって、お尻の付け根の皮膚のざらつきがつるつるになったのにはさすがに驚きました。そこでこのクリームじゃなくても普通のボディクリームで保湿しても同じだろうと実験してみたのですがこれが違いました!明らかにこのストリベクチンSDクリームの効果だったようです。

といった感じで肉割れにはまだ効果がでてないのですが、それよりも保湿感覚で気長に使い続けてみようと思います。


夏時間も今月いっぱいで終わるし、何よりも夕方6時過ぎにもなると薄暗くなって日が暮れるのが早くなりました。秋の夜長にお肌のお手入れ、じっくりやってみようと思います。
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# by cabayarea | 2006-10-03 18:23 | Beauty & Health
Singapore's Banana Leaf
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こんなに早く機会がくるなんて♪

と嬉々として向かったのはBeverly Hillsからほど近い「The Grove」というショッピングモール。というのも、先日うちの相方の友人一家が日本からはるばる我が家に遊びにきてくれまして、滞在最終日には1日ショッピングに出かけたいとのこと。

どこがいいんだろう~とかなり悩んだのですが・・・あ!ここしかない!と選んだのがそのThe Groveでした。近年アメリカでは"Lifestyle Center"と呼ばれる、高級住宅地に隣接し富裕層を中心とした消費者のライフスタイルに合わせた店舗がテナントとして揃っているオープンエアー型のタイプのショッピングモールが増えていて、もちろんここもそのひとつ。

そしてその嬉々として向かった理由はというと、その敷地内に隣接している「Farmers Market」のフードコート内にある店の麺料理「Laksa(ラクサ)」がお目当てというわけでして。

実はイケ麺倶楽部Tamarind-Cafe部長お手製のLaksaを拝見してからはもう三度夢にまで出てくるほど是非とも食べてみたかったラクサ。マレーシアやシンガポールの屋台ではかなりポピュラーなココナッツミルクがベースのカレーヌードルです。

これがまたですね、ナントここのフードコートでも食すことができるのですよ~。相方+友人一家の皆さんには私の食欲に半ば強引に付き合わせてしまったようなものでしたが、どうしてもラクサが食べたくて、ここで昼食となりました。(^^ゞ


a0027492_13401977.jpgラクサがメニューにあるのは「Singapore's Banana Leaf」という名前のお店。迷路のような通路に立ち並ぶその他の店々を通り過ぎ、やっと店頭で「Laksa($7.95)」を注文。ちょうどお昼時でしばし待たされましたが、ついについに念願のラクサが目の前に!やっと食べることができました。まず結論からいいますと、かなりイケますおいしいです!そして辛い!

Tamarind-Cafe部長によるとラクサは"エビのダシ"が特徴らしいのだけど・・・こちらのお店のラクサはあまりエビの風味はせずちょっと残念でした。でもとにかくこのスープはなかなか美味しいですよ~。 もしジャスミンライスがあったら、上から一気にドバーッとかけてがつがつ食べたくなるような味です。「九州でいったら濃厚トンコツスープ系だな」とうちの相方も友人も気に入ったご様子。

ちなみにトッピングはもやし、厚揚げ、ふわふわのフィッシュボール(練り物)。 具はちょっと寂しい感じでしょうか。


a0027492_13404829.jpgそして麺を食べようとスープをズルズル飲みつつ探したのですが・・・あれ?あれれ? 見当たりません。フォークで必死にすくってみると一見"もやし"のように見えた物体、なんとそれが麺でした。

そうですこのお店のラクサ、麺は"Silver Pin Noodles"と呼ばれるものを使用していたのです。"Loh Shee Fun(ローシーファン)"とも呼ばれるこの麺、白くて短いので"Rat-tail Noodles=ねずみのしっぽの麺"とも言われているようです。

何を隠そうこの麺、以前「P.F. CHANG'S China BistroのPin Rice Noodle Soup」で出会って以来、どうもあの食感といい、形といい、そして味の無さが苦手でずっと避けていたのですが、こんなところでまさか再会してしまうとは・・・とほほ。

Egg noodles(細くて縮れたたまご麺)がデフォルトぢゃなかったのか・・・ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン

a0027492_1341632.jpgラクサだけではもの足りないかもとサラダ「Rojak($6.95)」も注文しておきました。このサラダ、ピーナッツがたっぷりのドレッシングがかかっていてどちらかというとインドネシア風野菜サラダといったほうがしっくりくる感じです。

偶然にも、同じ日だったのでしょうか、★EASYGOING LIFE in South Bay★のdolce315さんもこのお店を訪れていてRojakを注文されてました! dolce315さ~ん、Rojackは美味しかったですか~?フルーツに"油揚げ"なんかも入っていてなんだか変わったサラダでしたよね。

LA在住のみなさんにはこちらのお店、なかなか人気のようです。



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Singapore's Banana Leaf at Farmers Market
6333 W. 3rd St. Stall#122
Los Angeles, CA 90036
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# by cabayarea | 2006-09-27 14:50 | Restaurant & Food
Pork-on-rice dish
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遅い夏休み

すっかりご無沙汰しちゃっているけどお元気でいらっしゃるかなあ。と北カルフォルニアにいらっしゃるあのお方に思いを馳せながら作ったとある日のお昼ご飯「豚しそバター丼」。


これがまた旨いのなんのって!(゚д゚)ウマー


a0027492_20391840.jpg基本的に脂っこい料理が好きなので、脂身の多い黒豚ばら肉をセレクトし、それにバターをこれでもかというほどたっぷりからめて醤油をじゃーっと。

ちょっぴり焦がしたバターと醤油の香ばしい香りがたまりません。そして刻んだ青じそをわさっとのっけて出来上がり。調理にかかる時間なんて3分クッキングなんか目じゃないほど。あっという間に用意できちゃうのですよ。


a0027492_1292228.jpgまずはその炒めた豚肉でご飯2杯、皿に残った醤油バターソースでさらにもう1杯軽くイケてしまうほどとにかく美味しいです。しかも作るのは簡単なのに! 

Yukkoさん、こんなにおいしいもの今まで独り占めしていたなんてズルいですよ~(笑)




a0027492_12463727.jpgそしてそして。

大のコーヒー好きでもある友人tobigumaさんから「かなりお勧め!」との強力プッシュもありまして、実は我が家もついに「Nespresso(ネスプレッソ)」を購入してしまいました。只今かなりの便利さ&快適さにいたく感動しているところです。

欲しいと思いつつも本体の大きさや値段に躊躇しあれから2年も経っていました。今回購入した機種は「C100」。やはり本体がコンパクトでシンプルだったのが買う決め手にもなったような気がします。

真空パックされたコーヒーカプセルを本体にセットして、スイッチを押せばあっという間に美味しいエスプレッソのできあがり。コーヒーが苦手であまり好きでなない私にとっても、これなら手軽に作りたくなりますし、特にうれしいのが"1人分だけ"いれるというわずらわしさがまったくないこと。もちろん不意にお客様がいらしたときなど、すぐ美味しいコーヒーを出せるし、いれるのが簡単なのでおかわりはいかがですか?と何回も聞いてしまうほどです。


a0027492_12465195.jpgそしてこれが全12種類ある"コーヒーカプセル"たち。いろいろと飲み比べてみるのも楽しいでしょうね。中でも"Ristretto(リストレット)"というブラックのコーヒーカプセルがうちの相方のお気に入り。他にもデカフェ(カフェインレス)のカプセルもあるのでカフェインがNGな方にもOKです。

とにかく味が濃くて美味しいらしく(←あくまでも相方談)、スタバでコーヒーを買ったり、レストランで食後のコーヒーを飲むより、我が家のネスプレッソ飲んだ方がいいからまっすぐ家に帰ろうか~という状態が最近続いています・・・。
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# by cabayarea | 2006-09-14 12:27 | Home Cooking
YAZMIN Malaysian Restaurant
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すっかり忘れてました。

今から1~2年前ほどでしょうか。日本でシンガポール名物の「海南風チキンライス」がマスコミなどに取り上げられたりして流行しましたよね。まだまだ人気は続いているのでしょうか? 今年の春に日本へ帰国した折に1度是非食べてみようと思っていたのですが、なぜか食べ損ねてました。

いやもう今さら感たっぷりなのですけどね。
先日たまたま偶然にも某写真共有サービスにて美味しそうな「Hainanese Chicken Rice」を発見してしまい「おおお~こ、これは!!!」と行って来ました「Yazmin Malaysian Restaurant」へ。

シンガポールの名物なのになぜマレーシア料理のレストランへ?というツッコミは無視して、車を北東へ走らせました。そうですこちらLAではご周知の通り本場アジア各国の美味しいものを楽しみたいなら迷わずMonterey ParkやArcadia、そしてこのレストランがあるAlhambraなどが集まったSan Gabriel Valley地区へと向かいます。


a0027492_15455872.jpg実は初めてのマレーシア料理。とりあえずここは「マレーシア料理屋」なのでひとまず「シンガポールの」チキンライスをことは忘れて、どんなものがあるかな~とメニューを眺めます。ビールを注文するのも忘れて真っ先に頼んだのがこの「Roti Canai(2pcs/$4.25)」。

ロティ・・・どこかで聞いたことのあるような名前だなと気になり注文。そしてテーブルに登場したのを見てびっくり!思い出しました。実はBerkeleyにあるトルコ料理レストランHoly Land Restaurantの"Flat and fluffy Yemenite Bread"、これがまさにこのロティそっくりだったのです! もちろん味もそっくり! まさかこんなところで再会できるなんて~(涙)と感動しながらいただきました。

a0027492_15493372.jpg約2,300万の人々が暮らすマレーシアという国は複合他民族国家。マレー系や中国系、インド系などの民族が暮らしていて当然食文化も混在しています。そしてこの"Roti Canai"のルーツはインド。

練った小麦粉の生地にマーガリンを練りこみ、伸ばしては折りたたみを繰り返して鉄板でこんがり焼き上げます。まさに「何層にも折りたたまれたふっくらしっとり柔らかいパイ生地」のような感じでしょうか。これをちぎってカレーソースでぱくり。単品ではなくナンを食べるみたいにカレーに浸して食べるようです。


a0027492_1548456.jpgちなみに「Roti Canai(ロティチャナイ)」のロティとはマレー語で「パン」の意味。チャナイは「種なし」を意味するのだとか。
しかもこのロティチャナイ、マレーシアでは代表的な料理。国民的な食べ物なのだそうです。納得!だからあんなにも美味しいわけですね~。


a0027492_15491280.jpgロティばかりに目を奪われてしまったせいで、忘れ去られそうになりかけたビールをあわてて注文。こちらはマレーシアのビールかと思ったらシンガポールのビール「Tiger Beer($4.50)」でした。この「Tiger Beer」、数々の賞を受賞し地元シンガポールでは有名なビール。マレーシア、タイ、ベトナムでも広く愛飲されているそうです。ラガービールだけあってとっても飲みやすく、ロティに添えられたスパイシーなカレーソースとの相性は抜群でした。

やっぱりアジアのビールが1番美味しいなあと思う今日この頃。



a0027492_15531878.jpgさてさて。おまちかねの「Hainanese Steamed Chicken Rice($6.25)」です。蒸し茹でした鶏肉をぶつ切りにしレタスとトマトの上に盛って、その旨味たっぷりの茹で汁で炊き上げたジャスミンライスが添えてあります。

そして鶏肉の上にはトロリとしたちょっぴり甘めの醤油?オイスターソースみたいなものがかかっていて、フライドオニオンがパラリ。小皿にはこれと同じ黒いソースとかなり辛めなチリソースもきちんと添えてありました。

a0027492_15535350.jpgさっそく鶏肉を一口。おおお~シットリやわらかい~!

こんなにシンプルな料理なのに美味しいなんて。鶏独特の臭みがあるかと思ったら全然ありません。よく中華系レストランで食べる鶏系料理は骨のまわりが赤かったり血が滴ったりしてかなり苦手なのですが、ここはそんな心配がまったくありませんでした。しっかり火を通してあるようです。


a0027492_16493173.jpg鶏肉がとてもやわらかくあっさりしているので一気に平らげてしまいジャスミンライスが残ってしまいました。そこで先ほどのロティについてきたカレーソースをかけて食べたらこれがまた激しく美味い~。同じくココナッツミルクを使っているタイカレーとは違い甘くなくしつこくなくってほのかな旨味もあるこのマレーシアのカレーソース。とてもスパイシーでかなりあとをひきまくります。

もとは中国の海南島から来た人々が、故郷の料理をそこで手に入る食材でアレンジした素朴な料理チキンライス。マレー人の屋台では「Nasi Ayam」という名で売られているそうです。Nasi Ayam(ナシアヤム)は日本語に直訳するとチキンライスとまったく同じ意味jになるのですが、厳密にいうと調理方法や使う香辛料など、チキンライスのそれらと違うため異なるのだそう。う~ん奥が深い。


a0027492_15561337.jpgそしてこちらは「Hainanese Roasted Chicken Rice($6.95)」。こちらは「蒸し」タイプではなくロースト(というより揚げてある感じ)してちょっと油っぽく仕上がっています。表面の皮がカリカリしていてこれはこれでとても美味しい。味付けも蒸しタイプのとは違う感じです。

そういえば何かパンチが足りないなあ~と思っていたらなんと"パクチー"がのっていなかったことに後で気付きました(涙) それともマレーシアのチキンライスにはもともとないものでしょうか。好物だけにとにかく残念でした・・・。


a0027492_15563488.jpg最後に麺類で〆ようと「Mee Hoon Soup Noodle($5.95)」を。これまたPhoとは微妙に違う食感のMeeという麺にちょっぴり感動。スープは魚介系の出汁であっさり。マレーシア料理の中でもこれはチャイニーズに限りなく近い1品でしょうか。

しかし!
せっかくマレーシア料理屋に来ているのにこんなのを注文してしまった私はアホです。マレーシア名物の麺料理である「Laksa(ラクサ)」のことをすっかり忘れていました(涙)

マレーシアとシンガポール。
今まではまったく違う2つの国と思っていたけど、地理上だけでなく歴史上でもつながりがあっただけに食に関しても同じで境界線がよく分からないぐらい似ているところもあってホント興味深いなあ~と思いつつ、店をあとにしました。


YAZMIN Malaysian Restaurant
27 East Main Street
Alhambra, CA 91801
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# by cabayarea | 2006-09-11 15:10 | Restaurant & Food
Nagasaki Chanpon
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すみません。実は面食いならぬ"麺食い倶楽部"だとずーっと勝手に勘違いしておりました。・・・お恥ずかしい。

そんな私でございますが。
いけ麺倶楽部」創始者&部長のTamarind-Cafeさんからお許しをいただきまして、晴れてこのたび入部させていただくこととなりました。

もう~むちゃくちゃうれしいです。もうですね、すごいのですよ最強なのですよなにがってTamarind-Cafeさんの麺ワールドが!あんなすごい大放出を見て興奮せずにいられませんでした。そして「やっぱり麺料理って素晴らしい!」と改めて認識したのです。

ということで部長のTamarind-Cafeさんこれからもどうぞよろしくお願いいたします!そしてご紹介してくださったtnk_atkさんどうもありがとう!


さてさて。
倶楽部活動第1回目のエントリーはみなさまご存知「長崎ちゃんぽん」です。長崎県を発祥とするれっきとした郷土料理で、我が家には地元九州の食文化を愛してやまない激しい人間が約1名ほどいるので必然的に食卓にのぼる回数も多くなるというわけです。

とにかく我が家では麺料理に関しては"長崎ちゃんぽん"→"マルタイラーメン"→"長崎皿うどん"の3トップのサイクルで稼動させるのが基本中の基本。この3つさえ作ってあげればおとなしくしていてくれます。

そしてそこにたまに"ソース焼きそば"を入れるわけのですが、どうやら西の人間は本当にソース味が好きなようで、1度たまには気分をかえてみるか~と"あっさり塩焼きそば"を作ったら激怒されまして、イカリソース(これがポイント)を冷蔵庫から出してきて1人ぶっかけて食べていたほどです。しかもぷりぷりイカりながら。

もともと「ちゃんぽん」という料理は、明治時代、長崎市にあった中華料理店の店主が、当時日本にいた大勢の中国人留学生たちに安くて栄養価の高い食事を食べさせるために考案したとされる庶民の食べ物。

そういったところからも私の感覚では「冷蔵庫に残った食材などのあり合わせ」で作る料理なのですが、うちの相方の場合、「ちゃんぽん」にかける情熱はそんな半端なものではないようです。

とにかく「具は多ければ多いほどよい」らしいのです。

ということで我が家はいつも「ちゃんぽんに入れる具」で喧嘩をします。基本的にこの以下の具材がひとつでも欠けると喧嘩の火種になるというわけですね。

・キャベツ
・にんじん
・もやし
・たまねぎ
・豚ばら肉
・えびorいか(※"or"と妥協させるため随分と喧嘩努力いたしました)
・きくらげ(アメリカで売っているきくらげは歯応えがなくおいしくないといって最近は登場なし)
・かまぼこ(私がかまぼこ嫌いなのでほとんといれてやらないという状態が続いています)

上記の基本具材の他にニラを入れてみたり、ホタテを入れたりと具の種類が増えるぶんには一向にかまわないようなのですが、たとえば豚ばら肉をこまぎれにしたりとかキャベツがなかったので白菜を使ったとかちょっとでも"アレンジ"するとあからさまに攻撃してきます。しかしどうしてこう世の殿方はこうも食べ物に関して保守的なのでしょうか・・・。

一方。
私の気分がいいときは、普通のかまぼこではなく"ポケモンかまぼこ"(切っても切ってもピカチュウの顔がでてくるやつ)にしてあげたり、こうやってのせるたまごを"ぶたさんの形"にしてあげたりとひと手間かけてあげます。実は作っている本人も楽しんでいるというかこういうことが好きだったりするんですけどね・・・(^^ゞ

ちなみにうちの相方の出身地域では、ちゃんぽんに必ず「生卵」がのっかっているらしいですよ。



a0027492_19241674.jpg次回は我が家の"長崎皿うどん"を予定。
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# by cabayarea | 2006-09-08 19:29 | Home Cooking
Simon L.A.
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来週末に友人とのBBQ Partyが控えており、それに備えてグリルやテーブルなど道具を買いに出かけたら、普段の週末以上の混雑ぶり。しかもなぜかどこの店も50%-70%OFFというSaleの嵐。

「おかしいなあ。なんでこんなに混んでいるんだろう。なんでこんなに安いんだろう。」と思っていたら・・・

そうこれが噂の"Labor Day Sale"だったのですね。すっかり忘れてました。

それにしても噂どおり本当にお買い得で、普段なら購入にちょっとためらってしまうようなものでも半額というだけで即ショッピングカートの中へ。しかもアウトドアグッズに関しては日本とくらべて遥かに安いアメリカだけあってBBQ道具一式が唯一の嫁入り道具だった私にとってはもう興奮状態というかノックアウト寸前でした。

そういえば、ついこのあいだ夏がきた(アメリカでは夏の始まり=Memorial Day/5月最終月曜日)と思ったらもう夏の終わり。人間歳をとると時間の感覚が短くなるとどこかで聞きましたが、とにかくLabor Dayは夏の終わりを告げる日でもあります。



a0027492_11365892.jpgそれでも日中はまだまだ日差しの強いLA。そんな買い物の途中、地元紙はもちろんThe Wall Street Journal紙でも取り上げられ今ちょっとした話題にもなっているレストラン「Simon L.A.」で昼食をとることに。場所はビバリーヒルズにある観光客にも人気の巨大ショッピングセンターの目の前にあるホテル「Sofitel LA」の中にあります。

このホテル、たしか以前は"バリバリ"のフレンチ・ヨーロピアン調で、あのエリアに立地しているわりには、周りの雰囲気からちょっとズレているというか浮いているような感じのホテルだったのですが、今年6月に約40億円をかけた改装を終了させ見事なまでに今流行のいわゆる"Trendy Boutique Hotel"に生まれ変わりました。


a0027492_12573617.jpgそしてこの新しいホテルにふさわしいシグネイチャーレストランを立ち上げるべく起用されたのが、アメリカ版「料理の鉄人」、Iron Chef AmericaのGround Beef戦で勝者になり一躍有名になった「Kerry Simon」氏。長髪で"Rock'n'Roll Chef"とも称されるその容貌はまさにロックミュージシャンといった感じなのです。外見からはとてもじゃないけど料理人に見えません。

そんなChefのメニューセレクションはいわゆる"American comfort food"が中心。ですがまずはカクテル「Cabo Wabo Watermelon Margarita($12.00)」でまったりと。外のテラスからちょっとむっとするような暑い空気が流れてくるこんな日にはこんな南国風のカクテルがぴったりでした。


a0027492_1374964.jpg運ばれてきたテーブルブレッドは2種類。これはプレッツェル風のブレッド。出てくるパンが普通のバケットとかではなく、普段食べないようなこういったちょっと"手の込んだ風のもの"だとそれだけで本当にうれしくなってしまいます。

めずらしい&おいしくって、ついつい勢いにまかせて食べてしまうので、肝心のメインのときには既に胃がきゅーきゅーになってしまってメインを残してしまうことが少なからずもあるということが難点でしょうか私の場合。

a0027492_1382734.jpgこちらのブレッドはLentilと呼ばれるレンズ豆が入ったコーンブレッド風のもの。ちょっとクセのある風味でした。

ちなみにデザートのメニューも一風変わっていて、LA Weeklyでも紹介された「The Junk Food Sampler($25.00)」といったものまであり。"アメリカ版懐かしい駄菓子の盛り合わせ"といったところでしょうか。
巨大なピンクの綿あめに、Cracker Jack社のキャラメルポップコーン、Kellogg's社のMarshmallow Rice Krispiesという溶けたマシュマロでまとめたポン菓子もどき、それにHostess社(この会社のお菓子はホントにジャンクスイーツの極めつけだと思う)のSno BallsやCup Cakesなど懐かし系のジャンクスイーツのオンパレード。隣のテーブルでは偶然にもこのピンクの綿あめを食べていたのを見かけたのですが、本当に巨大でした。


a0027492_14314619.jpgアペタイザーには「Crispy wild "little" Gulf shrimp($14.00)」を注文。

日本の伝統的な器である木枡を使ったこのプレゼンテーション、おもしろいです。Las Vegusにある店舗でも店名のロゴが入った木枡にフレンチフライを盛ったりとSimon氏お気に入りのアイデアのようです。メニューには"with PONZU dipping sauce"とあったのですが、どうみてもポン酢ではなくなぜか出てきたのはサザンドレッシング風のピリッとスパイシーなマヨネーズソース・・・。


a0027492_14451063.jpgなんといっても今回これが目当てで訪れたといってもいいぐらい食べたかったのがこの「Maine Lobster Roll($23.00)」。いつかはボストンあたりなんかで本場のロブスターサンドを食べてみたいと常日頃思っていただけにかなり期待していました。

これがまた見た目の寂しさ(サンドとトウキビだけ!)とは裏腹に旨かった!ロブスターにまったく生臭みがなくて想像以上にぷりぷりなのです。ロブスターと和えてあるのは自家製のマヨネーズ、それプラスDillとTarragonのハーブで仕上げており、さわやかでとてもフレッシュな感じ。
a0027492_20726100.jpgさらにこのサンドに使われているバンズの美味しさといったら! びっくりしてしまいました。サンドイッチで使われているパンでこんなにカリカリのサクサクのおいしいパンはここアメリカで食べたことも見たこともありません。風味がとてもButterlyというかリッチなのです。具があっさりしているだけあってバランスは最高。

実はこのバンズ、LAの有名ベーカリーLa Brea Bakeryから特別に仕入れているHot dog bun(ホットドッグ用の丸パン)。ホットドッグ用のバンズというとパサパサにもかかわらず口にいれるとふにゃっとしてヘンな味のするものが多いのですが、これは本当にとっても香ばしい風味のあるバンズ。どうりでおいしいハズ!


a0027492_14581862.jpgそしてこれは新聞の一面にも載っていた「Roasted Halibut($26.00)」。付け合せはQuinoa(キノア)というアンデス原産のほうれん草と同じアカザ科の穀物。粟にもちょっと似た感じです。こんな小さな粒々なのにたんぱく質が豊富で糖質ゼロ。栄養満点なんだとか。これがまた食感がぷちぷちして美味しいのです。キノアにはレーズンにも似たCurrants(カレンズ)とPinenuts(松の実)が混ぜてあって、それらとの食感のハーモニーがGood。

a0027492_157654.jpgHalibutとはヒラメと訳されたりするときもあるんですが、こんな身の厚いヒラメは見たことがないですね。正確にいうとカレイ科のうち「オヒョウ類」を特にHalibutと呼ぶらしいんですがその区別は曖昧なんだそうです。体長は1.5m、30kg にもなるのだとか。だから身が分厚いのか。

淡白で臭みもなくあっさりとしている魚だけにクリーム系のソースで味をこってりさせたりしますが、ここのレストランではあっさり仕上げ。それなのにパサパサしていることもなくしっとりと焼きあがっており、なかなかおいしかったです。



a0027492_152846.jpgレストランの内装がどこかでみたことがあるような・・・と思っていたら、以前訪れたイタリアンレストラン「Bridge Restaurant and Lounge」と部分的ではありますがデザインが似ていることに気付きました。今こんな感じのデザインが流行っているのでしょうか。ちなみにこのBridge Restaurant、「koi」という有名人出没率の高いジャパニーズレストランと同じ系列だけあって、客層はみんなおしゃれな人たちばかり。

a0027492_20102160.jpga0027492_20104219.jpgそしてこのレストランがあるSofitelホテルのロビーやバーなどの雰囲気が「W hotel」に似ているな~と思ったらやっぱり。W HOTELなどのデザインを手がけたカナダ・トロントに拠点を置く「Yabu Pushelberg」社とホテルの本拠地でもあるビバリーヒルズにある世界的に有名な「Cheryl Rowley Desigh」社が今回このSofitelの改装にあたってプロデュースを担当したのだとか。なるほど納得。


Simon L.A. at Sofitel LA
8555 Beverly Blvd.
Los Angeles, CA 90048
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# by cabayarea | 2006-09-05 15:51 | Restaurant & Food
Hawaii Hurricane popcorn
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Hurricane popcorn

常夏の島ハワイにお住まいの「What's going on!」のkcccanさんから教えていただいたその名もズバリHawaii Popcorn company社の「Hurricane popcorn」。

ハワイ生まれのこの名物、1番有名で人気もダントツなのがここのポップコーンなんだとか。kcccanさんのお話によると"バター味のポップコーンに醤油味のあられと海苔の風味が混ざって、とーってもやめられないお味なんです"とのこと!

さらにこのポップコーン、ハワイの映画館の売店ではお馴染みのスタイルで、
"映画が終わって明るいところに出てくるとシャツや口の周りに海苔が張り付いてる人をよく見たりします"とのこと!

きゃー!

この文章を読んで思わず「うお~私も口の周りいっぱいに海苔をはりつけて食べたい~!」と叫んでしまいました。

ハワイの映画館ならどこでもあるそうなんですが・・・LAの映画館では1度も見たことがないこのポップコーン。まさかハワイまで買いに行くわけにもいかないしどうやって手に入れたらよいのかと思い悩んでいたら・・・

あ( ゚∀゚)

LAには「MARUKAI」というスーパーがあったではないですか~!忘れてましたよ~!このMARUKAIスーパー、ハワイをはじめLAでは5店舗を展開している会員制日系スーパーで日本の食材もさることながらハワイの食材も一通り手に入れることができるのです。

さっそく買いに行ってみたらありましたありました~ふふふ。

a0027492_18375820.jpgこれがその「Hurricane popcorn」。パッケージ買いするにはちょっと躊躇してしまうと思われるこの色鮮やかさ!さすがハワイ!日本のお菓子のパッケージにはない発想というかセンスです。これ1袋で1ガロン(約3リットル?)のポップコーンが出来上がります。

自宅でも気軽につくれるよう売っているのが、今回購入したこの"Microwave Popcorn"のタイプ。キットの中には電子レンジでチンするポップコーンが入っているほか、Mochi Crunchというあられと海苔ふりかけのミックス、それから溶かしバターがセットされています。作り方はそのチンしたポップコーンに残りの材料全部を一緒に袋に入れてシャカシャカと振るだけ。本当に簡単便利。

みなさんご存知バターと醤油が絶妙のコンビなのと同じように、このポップコーンにからませた溶かしバターの風味と海苔ふりかけ、これもクセになってしまうほどの絶妙な美味しさです。そして何よりもあられの存在が大きい!ポップコーンとあられを交互につまむことによって飽きることなく食べることができるのです。

それにしてもこれを考えた人はホントに天才だなあ。ポップコーンに海苔ふりかけの組み合わせなんて想像できなかったもの。

a0027492_18382048.jpgそしてハリケーンときたならやはり次はタイフーンなのでしょうか。こちらは「Typhoon popcorn」です。パッケージには"Sour Cream&Chives"と書いてありますが、調べてみると「Li Hing(リーヒン) powder」と呼ばれる粉をプラスしたのがどうやらタイフーン味になるようです。

このリーヒンパウダーはハワイではこれまたお馴染みのものだとかで今回初めて知りました。いわゆるハワイ版駄菓子屋さんの味ともいうべきこのLi Hing Muiは、甘草などのスパイス類や、砂糖、塩で加工した中国風梅干しのこと。これを乾燥させてパウダー状にしたのがリーヒンパウダーになるというわけですね。

やっぱりハワイのローカルフードは奥が深いな~。

ちなみに"Topping Mix"として海苔ふりかけとあられのミックスと溶かしバターだけを同包したタイプも売っているみたいです。これを持って映画館に出かければここLAでも簡単にHurricane popcornを楽しむことができますね。 よし!それでは私もHurricane popcornを持って映画館に出かけるとしますか~!口のまわりに海苔をたくさんつけつつ映画を楽しんできたいと思います!

a0027492_18384091.jpgさすが世界最大のとうきび生産国アメリカ、ポップコーンはやっぱり美味しいですね。特に映画館で食べるポップコーンは野球場で食べるホットドッグ並みに旨いです。家で食べてもなぜかちっとも美味しくないのに。

日本では「ディズニーランドで」食べるポップコーンがなぜか美味しいですね~。これも不思議です。

そして何よりもポップコーンの思い出といえば、私の場合ハウス食品の「アメリカンポップコーン」。アルミ箔製の簡易なフライパンをガスレンジで温めることで出来立てのポップコーンが出来るようになっていて、フライパンの蓋部分にあたる銀紙の部分がどんどこ膨らんでいつ火から離せばいいのかタイミングが分からずドキドキし非常に緊張を強いられるアレです。 そしてこの商品のCMに出ていた西田ひかるがなぜか非常に強く印象に残っています・・・。
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# by cabayarea | 2006-08-31 17:52 | Sweets & Bakery
Car navigation thefts
やられました。

とうとうやられてしまいました。

いつかはこの日が来るとは思っていましたが、何もこんなときぢゃなくても……。



前回の「つづき」といって話をひっぱっておきながらまたもや大変個人的なことで恐縮なのですが、実は「車上荒らし」にあってしまいまして一家揃って落ち込んでいたというわけです。車なくしては生活できないとまで言われているこの車社会LAでは結構なダメージなわけで・・・。というか精神的ダメージのほうが大きかったりしますはい。



親知らずの抜歯後、まるでこぶとりじいさんのようだった腫れもすっかり引いて、痛みもずいぶんと治まった1週間後のこと。13時に予約してあったfollow-upのため病院へ向かおうと駐車場に行くと、相方が「エ?アレ~?」と素っ頓狂な声をあげました。

なぜかクルマの周りにはなぜかこなごなに細かく割れたガラスが散乱しているのです。

えっ?!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) と思わずお隣さんの車を見てしまった私。そうです割れていたのはもちろんうちの車。運転席側後部座席の窓ガラスがまるごときれ~いに割れていました。

まさか自分の車がやられたとはこれっぽっちも思っていなかったのは私だけではなかったようで、私が「うちの車がやられているよ」と声をかけるまでうちの相方は気付きもしませんでした。「え?!うそ!?うちの車ー?!」と叫んでいましたから。こういうちょっと抜けているところがなにげに頭にきてしまいます。

a0027492_2344275.jpgまだこの時点でなぜ窓ガラスが割れているのが気づかなかった私たち。石が飛んで当たったとか何かで単に割れただけと思っていたのです。
その窓枠だけになったところから車内をのぞくと、座席にもガラスの破片が。あ~あこりゃ掃除が大変だ・・・とゲンナリしてふと前方を見上げるとなにやらブラブラ揺れているものが。



ガ━━━(゜Д゜;)━━━ン!  ←相方の反応(無言だった)

「・・・! うおおおおおおおおおおおおおおおおお?!」  ←私の反応



a0027492_2355758.jpgまるでその部分に隕石でも落ちてきたかのごとくコンソールボックスがもうぐちゃぐちゃなんです。「ぐちゃぐちゃ」というよりもうそのコンソール部分すべてが「バキバキ」に壊れていてもはやこれが自分の車だとは思えない&信じられない状態で、いったい何が起こったの?!と現実を受け入れられない私たち。

プラスチックのパネルをバールのようなもので無理やり引き剥がしたようでエアコンのスイッチやら、ハザードのスイッチやら、液晶パネルなどの部品が飛び出してもう見るも無残な状態。

そしてそのバキバキに壊されたパネルの中心にガッシリと佇む「カーナビ」。

あああ・・・狙いはこのカーナビだったのですか・・・・。このカーナビがあったせいで・・・。「あああ・・・盗るならもう少しキレイに盗っていってくれよ(涙)」と言いたくなるような悲惨さです。しかもまだ買って1年も経っていない新車。ショック倍増。

しかも。しかもですよ。
このカーナビはラジオやCDなどのオーディオ関係とDVDの一体型になっていて、このカーナビ本体の中に実はお気に入りのCDアルバムが入っていて取れなくなってしまったことに気付いたときはもう泣きたくなりました。限定版だったのに・・・。亀ちゃんさようなら・・・(涙)

もうとにかくですね盗り方が非常に乱暴なのですよ。取り外し式のカーナビだったらまだ分かるのですが、メーカーオプションのコンソール一体型のカーナビをそのコンソールもろともぶっ壊してまで盗ろうとするそのチャレンジ精神。すごいですね。想像を絶して言葉を失ってしまいます。しかしここまで派手に壊しておいてカーナビを盗れなかったとは犯人もさぞやくやしい思いをしたでしょうねえ。

私のまわりでも身内を含め窓をぶち破られたりして車上荒らしに遭ったケースをいくつか知っていますがここまで手荒な行為は聞いたことがありません。配線を見事なまでにきれーいに切ってカーステレオなどを盗っていくなどあまりにもきれいな仕事で、カーステレオがないのに一瞬気がつかなかったぐらいだといっていた知人を思い出しました。



他に被害がないか確認しましたが、CDやサングラスなど一切盗られていませんでした。車自体を盗ろうとした形跡もなし。そこでまずはとにかく警察に連絡しようと電話をするとこちらへ来てくれるのかと思いきや「おまえが来い」とのこと。緊急性もないから仕方がないといえば仕方がないのですが日本と違う対応に久々のプチ・カルチャーショックを味わいます。

そこで私は予約してある病院に行かなければいけないので自分の車で病院に向かうことに。ちなみにまわりの車はもちろんのこと私の車も一切被害はありませんでした。一方相方はPolice Officeへ向かいます。幸いなことに車は動くし、あんな状態になってもカーナビだけはきっちり作動するのにびっくり。

Police Officeでは車の被害の状況を確認したり犯人の指紋をとることもなく、カウンターで状況を説明して紙切れ1枚のレポートをもらって終わり。とこんなわけで何か盗られてももちろん警察は頼りにならないですし、ましてや犯人が捕まることはないでしょう。やはり自分の身は自分で守るべきということを改めて認識させてくれました。しかもこの紙切れ、保険会社も修理をするディーラーも「そんなの必要ない」の一言。無駄足だったかもしれません。

そして加入している保険会社へ連絡。アポをとってから指定のofficeへ来てくれとのこと。そうですここでも「自分で」出向かなくてはいけないのです。何かと面倒くさがりな相方はイライラ。そしてアポがとれたのは5日後。それまでは修理に出さないようにと強く念を押されました。1日でも早く修理に出したい相方はそんな対応に疲れたのかもうむっつり黙り込んでしまいました。日本の神業的なサービスにどっぷりと慣れてしまっている身にはあれやこれやと自分でやるのはやはり何かとしんどい様子。



そして5日後。自宅から車で20~30分ぐらいのところにある保険会社指定の「Collision Center」へ保険金額の査定をしてもらうために出向きました。日本で言うと「板金工場」でしょうか。そこで査定担当の人が状況を直接確認し、デジカメで写真を撮った後書類の作成。その場で見積もりができました。

はじき出された金額は合計$2756.72。約30万円といったところでしょうか。内訳は窓ガラスが約$200、コンソールボックス部分全体で約$2,100、それに「Labor fee」といういわゆる工賃代が9hrs×$38.00/hrで約$340。・・・想像以上に大きい金額でした。

もちろんComprehensive(車両保険=衝突/Collision以外の損害をカバー)を掛けていたので私たちはDeductible(免責金額)$1000の負担のみ。残りはすべて保険会社がカバーしてくれます。

そこで今回査定してくれたこの工場で修理をしてほしいと保険会社から懇願されたのですが、いくら保険会社の指定工場とはいえ見ず知らずの工場に自分の車を預けるのは気が引けるということで結局自宅近くのディーラーへ預けることに。家からも近く歩いていけるしアメリカにしてはサービスがよくて安心。でも保険会社はディーラーは工賃が高いから・・・とぼやく。そりゃそうだ。でもそれは私たちには関係がないことなので無視することに。

とこんな感じで「ディーラー信仰」的な感覚をもったままアメリカで過ごしているわけですがここアメリカではハッキリいって「ディーラー」っていうのは単なる車を売買する場に過ぎないような気がします。そもそもディーラー自体が個々の会社として独立しているせいなのか「TOYOTA」とか「NISSAN」とか「HONDA」という日本が誇る世界に名だたる会社の看板を掲げているわりには「???」的なサービスなところも多いです。しかもディーラーで新車と一緒に中古車も扱っているのに驚いたこともありましたっけ。こういった感じでこれらのような点に関しては本当に日本とは大違い。

こちらアメリカではそもそも車検の必要がないし、工賃の高いディーラーへわざわざ修理や点検などに持ち込むメリットがいまいち見当たらないというのが正直なところ本音なのですが、かといって街中の評判のいい工場を探したりするのも難しく、新車ということもあって少々高くても修理・点検すべてディーラーへお願いしているというわけです。

なので買うまではあれだけいろいろと手を尽くしてくれたセールスマンも今回のことはほぼノータッチ。まー当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、事故や故障のときなどに窓口となって一手に引き受けてくれる日本のセールスマンはここアメリカには99%いないように思えます。



そんなこんなで保険会社の見積もり書類を手にその足で自宅近くのディーラーへ車を持ち込みました。そこでは保険会社の見積もりの内容以外にも部品の追加などが出てきた場合、そのつど保険会社と連絡をとって確認しながら作業をすすめていくのだそうです。そのときには私たちにもきちんと連絡をするとのこと。思ったより時間がかかりそう・・・。

そしてそれから1週間たったぐらいのときのことでしょうか。なんとあのきちんと作動していたカーナビは新品と交換しなければならないとのことで、その際内蔵されているDVDの関係上カーナビを設置したディーラー(私たちが車を購入したディーラーでもある)でなければ設定してはいけない決まりがあるのだとか。(自分で書いていてもややこしくてよく分からなくなってきた・・・)

ということもあって自宅近くのディーラーから、車を購入&カーナビを設置してもらったディーラーへ修理も含めてすべて引き継ぐことに。(あーホントややこしい)

ということで新品のカーナビ購入代が上乗せさせられるわけですが、その件で保険会社から電話がかかってきました。「あのカーナビはいったいいつ買ったのだ」とすごい剣幕で。

実は車を購入した時点であのカーナビはありませんでした。1~2週間してからある事件があったこともあって、ディーラーにすぐさま注文し取り付けてもらったのです。

相方は取り付けた日付の記憶があいまいだったらしく「保険に入る前ぐらいかな」と答えたらしいのですが、保険会社曰く「保険にカーナビがついているという申告がない。よって保険会社としてはカーナビ自体は免責だ。」というのです。

ここで疑問なのがそもそも契約時にカーナビがありますということを申告するところがどこにもなく、当時カーナビを購入したときに$2,400もかかったのでもう一度検討してもらって何とか保険でカバーしてくれるよう頼みました。

と、そういいつつも私たちは「申告していないっていうのはまずいよねえ。こりゃあカーナビ本体は自己負担かなあ・・・」とほぼ諦めていたのですが、その後保険会社から連絡があり「しょうがないね。今回はOKにしとくよ。そのかわりカーナビはディーラーではなく保険会社が用意させてもらうよ。」との返事が。これまたどうしてそうなったのかよく分からないのですが、理由はあえて聞きませんでした。

ちなみに友人曰く、日本の自動車保険ではカーナビは工具などで外さなければならないように固定して設置されていれば車両本体の一部とみなして「車両保険」から盗難補償されるんだそう。それ以外では積載動産とみなされるので「身の回り品補償特約」をつけないとダメなんだとか。

・・・うーん。こういうことでOKだったのかな・・・? それとも保険期間が始まる前にカーナビをつけていたからOKだったのか・・・? 保険期間が始まった後にカーナビを取り付けていたらアウトだったのか・・・?

その後保険会社の担当がわざわざカーナビを買いに行ってディーラーに届けたと連絡が入りました。購入の明細を見ると1台$1600。1年経って型落ちし相場が下がったのか私たちがディーラーで買った値段より$600も安い。

・・・よ、よく分からん。なんで保険会社はこんな面倒なことをするのか・・・。



でいろんなやりとりの末、最終的にあがってきた見積もり金額が計$4219.76。もし車両保険に入っていなかったら・・・と思うともう((;゚Д゚)ガクガクブルブルもんですよ。

というわけで。

まだ車は修理から戻ってきていないのですが、また車上荒らしにあわないかちょっとビクビク。対策をどうしようかアレコレ考え中です。今回この被害にあったときに車に取り付けられているCar Alarm(純正セキュリティ/アラームシステム)がきちんと作動していたのかふと疑問に思ってディーラーの担当者に相談してみると、Alarmの種類によっては近くで車のドアを閉めたりするだけで鳴り出すぐらい敏感なものもあれば、車両自体に異常を感知した場合のみ作動するもので、いきなり窓ガラスを叩き割るような場合作動しないタイプもあるんだとか!・・・意味ないじゃんヽ(`Д´)ノ

しかし。

今や日本でもそうですが、いかなる盗難防止装置をつけようともプロが本気で狙ってくれば必ず持っていかれるそうです。鉄の棒でできている例のハンドルロック(ハンドル操作を物理的に出来なくする装置)なんかは外し方の専門書も出ていて簡単に外れてしまうそうですよ。そんなわけで特に被害が多発するアメリカにおいては「車両保険」は事故の際だけでなく盗難に対する備えとして大切かもしれませんね。

保険会社は1ヶ月は盗まれた車を探すようですが1~2週間たっても出てこない場合は一般的には絶望的なようです。ということもあってこの相方の車には「Lojack」というGPSで探索する追跡システムを搭載してあります。

しかし車上荒らしはなあ・・・「カーナビはいっそ外してこれからは地図を使用することにする」ということぐらいしか思いつかない・・・(涙)

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# by cabayarea | 2006-08-13 04:09 | ( ゚д゚)
Impacted Wisdom Teeth
今まで生きてきた人生の中でこんなにも自分の顔を直視するのに耐えられなかったことはありませんでした。

それはというと・・・



実は、つい先日「智歯(wisdom teeth)」を抜きました。そうですいわゆるあの「親知らず」と呼ばれているものです。ただひとくちに親知らずといってもいろいろありまして、今回抜歯したのは「埋伏智歯(impacted wisdom teeth)」と呼ばれている顎の中に埋っている状態のもの。このような歯を抜歯するためにはもちろん歯茎を切開して取り出すわけですが、ときには歯槽骨(顎の歯が植わっている骨)を削ったりして抜歯したりするそうです。

私の場合、下顎にある、一方が完全に水平(横向き)で埋まっている状態の水平埋伏智歯と呼ばれる親知らず(horizontal impaction)と、もう一方が半埋伏状態で隣の歯に寄りかかっている親知らず(angular impaction)の合計2本。

基本的に歯医者や皮膚科、それに美容院はすべて日本へ一時帰国したときにまとめて問題を解決しているのだけれど、やっぱりせっかくアメリカに住んでいるのだから「異文化体験」をしてみたいというわけの分からない好奇心がむくむくと。

ありがたいことにアメリカにきてからまだ1度もこれといった病気にもならずアメリカの病院にお世話になったことはありませんでした。

しかも在米者の間でちらほらと聞こえてくる例の「日本の歯科医療はアメリカより20~30年遅れている」といったフレーズ。この機会に自分の目で確かめてみよう!と思ったわけです。

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a0027492_18202971.jpgそこでさっそく予約を入れたのが「UCLA School of Dentistry」。あの名門大学UCLAの歯学部です。歯科医療の先進国といわれているアメリカで国をあげて教育や研究支援に取り組んでいる言わずと知れた有名校(らしい)。場所はWestwoodのキャンパス、CHS(Center for the Health Sciences)の敷地の一角に歯学部がありました。

治療の内容によって担当科が違うので調べてから電話。親知らずなどの「抜歯」に関しては「General Clinic(一般歯科)」ではなく「Oral and Maxillofacial Surgery(歯科口腔外科)」で。さっそく電話で「Impacted Wisdom Teethを抜いて欲しい」旨を伝えて予約を取ります。そして予約がとれたのが電話してから10日後ぐらいの日付。なかなか混んでいるようです。

基本的に最初は「Consultation」のみ。(簡単な治療などはその日にやってくれる場合もあるそうです。) まずは受付でどっさりと渡された書類(既往症などのチェックや誓約書?みたいなもの)を流し読みし、ガシガシと次々にサインしていきます。その後待合室でドキドキしながら待っていると、たとたどしい発音で私の名前が呼ばれました。

診療室から出てきたのは若くて肌のきれいなかわいらしいアジア系の女の子。あきらかに「Student Dentist」です。正直ちょっぴり不安に思いつつもお互い挨拶をかわし中へ入ります。

診療室は診療台の椅子ごとに低めのパーティションで区切ってあり、広々とした雰囲気。さっそく診療台に横たわり、歯の状態を見ますが何せ「埋伏状態」なので目視で分かるはずもありません。下顎に2本親知らずが埋まっていることを伝えた後は伝票みたいなものを持って1Fのレントゲン室へ。

薄暗~い室内で顔の前をレントゲンの機械がぐるりと回って放射線を浴びたあと10分くらいで現像出来上がり。金属を詰めた歯の治療跡がありありと写っていて自分自身のであるにもかかわらずなまなましくも感じるレントゲン写真を持ってB1Fにある診療室に戻ります。

レントゲンに写った親知らずの状態を見ながら説明に入ります。顎と歯の間にうっすらと見える白い線を指差しながらかなり力説されたのが、どうやら歯を抜く際に、歯の根がこの白い細長い線にみえる神経に近いと神経が傷ついて唇や顎、歯、歯茎、舌が「麻痺」する事があるとのこと。しかもその麻痺はごくまれに「永遠」に続く可能性もあるというではありませんかー。

「ひい~"Forever"だってよ~(泣)」とその単語が頭の中でぐるぐると駆け巡り、思わずビビッてしまったのが表情にでていたのか、そのStudent Dentistが「ただ確率的は0.00・・・%でゼロに近いし、あなたの場合は神経から離れているから多分OKでしょう」とフォロー?をすかさずいれてくれました。

というわけで腹をくくって治療に同意するサインをし(ここでまたサインです)、そして健康状態や既往症、アレルギーなどの確認。最後に手術時の麻酔方法を「General Anesthesia(全身麻酔)」か「Local anesthesia (局部麻酔)」どちらかを選択して伝えます。

ただ私はこのときこれらの単語を知らなかったので、どちらがどちらなのかよく分からずそのときとっさに口から出た言葉が「・・・どっぷり寝むらせちゃってください」。そんなふうに伝えてしまいましたがきちんと通じたみたいです・・・。

ちなみに「麻酔」を辞書で引くと「anesthesia」と出てきますが、実際麻酔をするときに使われることはあまりなく「numb」という単語を使うそうです。これは他に「しびれた・感覚のない・麻痺した」といった意味もいろいろあるみたいです。

さらに歯科局部麻酔の場合、現在では「Novocaine(ノボケイン)」という麻酔薬を使用することが主流らしく、この薬品名を使って「麻酔をします」と表現することがあるそうです。おもしろいですね。

Consultationが終わって受付に戻り、まず受付で支払いを済ませます。ConsultationとX-rayを含め計$133.00。そして手術日の予約を入れてもらいます。予約日はなんと1ヶ月以上先とのこと。「うそ・・・1ヶ月待ちって・・・ありえない・・・」とウンザリしてしまったのでした。

さらに「手術当日は必ず付き添いが必要でもし付添い人がいなかった場合は手術はキャンセルになります」といった同意書にサイン(またここでもサイン)させられ、術前後の注意点をまとめたパンフレットを渡されます。受付のお姉さんに「前日はNo food, No drink!」と強く念を押されましたが、今この場で言われても1ヶ月先もなのに忘れちゃうよなあというツッコミはなきにしもあらず・・・。

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a0027492_22372423.jpgそしてとうとう手術当日。

前夜から何も食べれず、そして水さえも飲めずかなりツライったらありゃしないです。でも全身麻酔の場合予め胃の中を空っぽにしておくことが大切で、万が一誤嚥などの事故にでもなったらそちらのほうが怖いので、何度も冷たい水でうがいをしたりして喉の渇きをごまかしました。

もちろんこの日は付き添いが必要なので、相方の車で送ってもらうことに。キャンパスに到着し駐車場($8/day)に車を止めて受付に向かいます。受付で「治療費は前払いでお願いね」といわれ治療代計$430.00のCheckを切り、緊張しつつも待合室で呼ばれるのを待ちます。

ちなみにこの430ドルという金額ですが、1年前に日本で上顎の親知らずを2本抜いたときに約3~4万円ほどかかったので、一般的に医療費が高いといわているアメリカなんですが、金額的にはさほど変わらずちょっとびっくりです。

しばらくして登場したのが、前回診てくれたStudent Dentistの女の子ではなく、30代後半ぐらいの(もしかしたらもっと若いのだろうけどどうしても老けてみえる・・・)背の高いがっしりとした体格の男性。挨拶と自己紹介しつつ握手をがっちりと交わします。握手かわしちゃうあたりはやはりアメリカらしいなと。

ネームバッジをちらりとみると「Resident Dentist」の文字が。ちょっとだけホッとする私。ここでは名前の頭文字をとってG先生と呼ぶことにしましょうか。

診療室に入りもう一度レントゲンの写真をみながら手術する内容の確認。さらに再度「神経に近いので麻痺する」というリスクの説明。そしてここでもまたもや書類にサイン。

サインばかりさせられるので、何かあった場合自分の立場が弱くなったような感じ(実際弱いんだと思うけど)がして気が滅入りっぱなし。

「薬のアレルギーとかないよね?」と再度尋ねられ、「問題ありません」と答えると「OK!じゃあ始めようか!」となんとも明るいトーンの一声で始まりました。

座っていた椅子のシートが倒され横になり、私の腕に血圧計、指先にはパルスオキシメーターを挟んで脈をとり、胸元に心電図のパットをつけはじめるG先生。数値を確認して「問題ないよ。ばっちりだね!」と微笑みます。喉のあたりに聴診器を小さくしたようなものをおかれ呼吸のチェックも。

すぐ麻酔を打たれて先生たちがずらりと揃って始まるのかと思いきや、器具をがちゃがちゃとそろえたり、薬品を用意したりとすべてG先生1人でこなすあたり日本とはちょっと違うような気が。日本だと助手みたいなポジションの人が数人ついてサポートするような気が・・・。

しかもこんなふうにいろいろ揃えたりしているわりには、教授や他のResidentたちと会話をかわしながらの~んびり準備しているので「アメリカらしいなあ」と思いつつ、わけのわからないごっつい器具などが私の眼前でばしばし用意されていくのを見るにつれて緊張が高まってきてしまいました。自分の顔が何気にひきつっているのが分かります。

そんな落ち着かなさそうな私をみて「大丈夫だよ」と何度も声をかけてくれるG先生。点滴を打つために右腕の静脈に針を刺そうとするのですが、私の場合血管が細くて分かりにくいのか「う~ん」と困ったようなイヤな顔をされたことが昔からたびたびありまして、おなじくG先生もとまどいを隠し切れないご様子。

「刺しているのを見ないほうが痛くないよ。見ないで~」と言われたのですが、ぶすっと刺された瞬間、まじまじと見つめてしまいました。この刺す瞬間って鼻毛を抜くことなんかに比べたらなんてことのない軽い痛みだと思うのですが・・・。

G先生、針を刺すやいなやムニムニッと皮膚の下で針を動かしたので、一瞬「おや?もしかして刺し間違えた?」という気がしたのですが、ちゃんとうまくいったようで「ほらもう終わったよ!痛くなかったでしょ~!言ったとおりちょっとひねっただけでしょ~」とおっしゃる。なんだかまるで自分が注射嫌いの小さい子供のような気分になってしまいました。

ここでズボッと鼻の穴にス~とする空気がかすかに出ているようなチューブを入れられ、点滴がポタポタと始まりました。すると目の前に太いホースのようなものがぶらり。その先にはこれまたものすっごいごっついドリルのような機械がついています。

それで私の緊張はピークに。

足ががたがたと震え始め、点滴の液体が入った袋ををつるしている台がカタカタ・・・と音をたてて揺れています。椅子とつながった小さなテーブルがこの私の震えのせいでカタカタと揺れてその上に並べられている器具もカチャカチャと動く音がするほど。「リラックスして~」と言われれば言われるほど緊張のあまり激しく震える私の体。・・・本当に小心者です。

「な、なんでこんなに時間がかかるんだ~。は、はやく私に麻酔を打ってくれ~!眠らせてくれ~!」と心の中で叫んでいる私の目にはうっすらと涙が浮かんでいたと思います。・・・本当に臆病者です。

G先生が誰かに「ドラッグもってきて~」と頼む声が聞こえました。「今から麻酔をかけるからね~。体重はいくつなの?」とG先生が質問。パウンドでの自分の体重がわからないというと「キログラムのほうが助かる」との答え。体重を伝えてここでやっと麻酔の登場。ここまでたどりつくのに多分20~30分はゆうにかかっていたように思えます。麻酔というのは患者の意識をとるだけでなく、手術というストレスから患者を守ることが最大の目的ともいわれているのでもう少し配慮があってもよかったのになあ・・・。

点滴のチューブをはずし、そこから注射器で麻酔を。いわゆる静脈麻酔と呼ばれるものですね。

ただ、麻酔を入れた瞬間に「ガクッ」と深い眠りに落ちるのかと思いきや、しばらく意識はそのまま。酒飲みは麻酔にかかりにくいのでしょうか。G先生に「全然眠たくならないよ~」と訴えると、「Sleepじゃなくて"Drunk(酩酊)"の状態になるんだよ」とのこと。

「へえ~Drunkかあ。酔っ払うのか私~。うわははは~。」とニヤニヤしながらそうつぶやいていた私は端からみると相当不気味だったと思います。というかその時点ですでに麻酔が効いて酔っ払いの状態になっていたのだなと思います。

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はて?
G先生とそんな会話を交わしたあたりからパタリと記憶がありません。

「目覚めたら手術は終わっていた」というシチュエーションが理想的なんですが、世の中そううまくはいかないようでして。

鈍い痛みに気付いて目を覚ました私は、抜歯が困難といわれている水平に埋まった右側の歯で悪戦苦闘しているG先生とは別の先生の姿がぼんやりと目にうつりました。ですが意識が混濁していて、目線が思うように定まらず当然その先生が誰だったのか最後まで分からずじまい。もしかしたら教授だったのかな・・・。

というわけで、どうやら途中で麻酔が切れてしまったようです。

とにかくそれはそれはもうものすごい痛みだったのですが、まだ意識はボーーーッとしたまま。朦朧としつつもその痛みには耐えられず、「m・・・medication, please・・・!」とロレツのまわっていない状態で何度も訴えた私。あえて乱暴に直訳すると「ヤクを打ってくれ!た、頼む~!」ですねこれ。

「無意識」に、しかも「英語」で、さらに「medication」という単語を使っていた自分に驚きなのですよ。アメリカに来て3年も経つと言うのに英語が上達したという気がまったくないので。というかmedicationなんていう単語、いったいいつどこで覚えたのだろう・・・。

そしてとうとう痛みとの戦いに敗れしくしくとべそをかきだす私。

どうやら麻酔のせいで「理性」というものがふっとんでいたようです。(ということにしておいてください) その昔、1度泥酔して号泣してしまったことがあるのですが、こういうのはタガが外れたとでもいうのでしょうか人間って普段はすごく理性でコントロールして生きてるのだと実感いたしました。

一方、助手のような女性が「これで終わりよね?」とG先生に尋ねています。すると「いや。まだ左側が終わってない。」と答えるG先生。それを耳にした私は「ひ~まだ終わってないの~(泣)」とかなり気分が滅入り涙そうそうならぬ涙ボロボロ状態。

もうひとつ。実はたぶんこのあたりで、私は「抜いた歯をくれ」としつこく訴えていたのをなんとなく覚えています。ようやく通じたのか先生が血まみれになった歯を渡してくれてとても満足した気分になった記憶があるのです。意識が朦朧とした中で、英語で言っていたことにも驚きなんですが、とにかくなぜこんなことをいっていたのか分からず自分が不思議でなりません。というかなにか恥ずかしい・・・。

その後麻酔を追加してくれたみたいで、再び記憶が飛びました。左側の抜歯の記憶がまったくないのです。そして手術が終わったのか誰かが毛布をかけてくれたのは覚えているのですが、そこからまた眠りについたみたいです。

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気がつくとそばに相方が。
呼ばれた相方は診察室に入ってきて迎えにきてくれたようです。かかった時間は病院に着いた時刻から数えてトータル約2時間半ほど。

もうこのあたりの記憶は本当にかなり曖昧です。相方の話によると目覚めた私は先生から薬の説明をうけていたらしいのですが、私自身まったく記憶がないのです。その様子といえばうんうんと頷いて聞いていたらしいのですが、とにかく記憶がまったくないので「終わった後なにもアドバイスもせずG先生は不親切だ」と思っていて、実際相方に本当のことを聞くまで誤解していたほど。

さらに「血まみれの歯をもらった」はずなのに手元にないので、「おかしいなあ」と思いつつ相方に尋ねると、どうやら目覚めたあともG先生にしつこく「歯をくれ」「抜いた歯を返してくれ」と頼んでいたらしく、「衛生上の理由で渡せない」と断られていたらしいのです。さらには迎えにきた相方を見つけるなり「歯くれないんだってよ~」とぶつぶつ文句をいっていたらしいのです。これもまったく憶えていない・・・。

そして受付で1週間後にある再検査の予約をとり、帰宅の途へ。駐車場からエントランスまで車をまわしてくれた相方にありがとうと言って中に乗り込むやいなや、止血のために口の中に挟んでいた血だらけに染まったガーゼをなぜか「ベっ」と吐き出す私。「うわわ!シートが汚れるだろっ!」と激怒している相方をよそに相変わらずぼ~っとしている私は知らん顔。普段ではありえない行為。これもすべて「麻酔」のせいだと思われます。

帰宅途中にスーパーへ寄りインスタントのおかゆやポタージュ、ウイダーインゼリー、それに熱冷まシートを買ったりとして買い物を済ませる相方。もちろん私は車の中で横になって寝ていました。

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a0027492_205577.jpg家についてからは処方箋をうけとって買っておいた薬を飲みベッドへ直行。

薬は「Amoxicillin」というペニシリン系の抗生物質と鎮痛剤の「Hydrocodone」。このHydrocodone、アメリカでは大衆薬だけど日本では麻薬に指定されているため使用禁止らしいです。そのせいかどうかは分からないのですが、これがかなりの効き目で飲んでしばらくするとふわっとくるような眠気と軽いめまいが襲ってきました。まるで麻酔をかけたみたいです。もちろん痛みもどこかへと消えてしまいぐっすりと眠りにつくことができました。

そして16時間ぐらい爆睡していたのでしょうか。起きるとものすごい倦怠感です。喉が渇いたので水を飲もうとキッチンへ行くと冷蔵庫の扉になにやら張り紙が。

これ、相方がいろいろ調べて「抜歯後の過ごし方注意点」を紙に書き出してくれていたのでした。気が利くではないですか~。ちょっと感動。内容はというと・・・

1. ウイダーインゼリーはそのまま吸って飲まないこと!皿にうつしてスプーンで!
2. 強くうがいをしない!するならぬるま湯に塩をとかしたもので。
3. 最初は具のないスープをとったほうがいい。

の3点が簡単に殴り書きしてありました。ふむふむと読んでいると背後からいつのまにか相方が寄ってきて補足説明が。彼の説明によると特に「Suck(吸う)」行為は厳禁なんだそうです。ストローを使って吸ったりするとBlood Clot(血餅)がはがれてDry Socket(抜歯窩治癒不全)というキケンな状態になりやすくなるらしいのです。ですがこの点に関して日本で親知らずを抜いたときは言われなかったのはなぜ・・・???

ベッドに横になっていると何ともないのだけど、起き上がって歩いたりすると頭痛と吐き気で5分と立っていられない状態に。これも麻酔の合併症なのでしょう。本当にこれだけはつらい。この状態が2日間続きました。

実はこのとき15年前に経験した盲腸の手術のときを思い出しました。そういえば今回もそのときと同じ症状になったのですが、ただあのときは頭をほんの2~3センチちょっと動かしただけでゴーンと頭の中で鐘が鳴り響くようなものすごい頭痛、それに吐き気もひどく、食べられるものといったら冷たくした「イチゴ」のみ。一歩たりともベットから起き上がれない状態が1週間ほど続いてこれまたかな~りツライ思いをしたのでした。

調べてみるとこれら盲腸などの手術などで行われる「脊椎麻酔」は早い時期に座ったり立ったりすると、脊椎麻酔後頭痛といって頭痛や吐き気が起こることがあるのだそうです。そういえば「術後は早く治るために歩いたりして体を動かしたほうがいい」という何が根拠なのかよく分からない父のアドバイスにしたがって、売店で雑誌を立ち読みしたりと病院内をうろうろしていた自分。・・・素人のアドバイスは無視するべきでした(涙)。何事も術後は絶対安静ですね。

ちなみにこの盲腸の手術入院で5kg減。青春まっさかりのこの時期に太っていた私は痛みなどの苦しさと引き換えにダイエットに成功したというわけです。

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そして術後2日目にはSwelling(腫れ)がピークに。顔の形は真四角になり、もうこの世の人間とは思えない有様です。奈良の大仏か、はたまた多摩動物園のカバかと見間違えてしまうほど。想像を絶するほどの腫れようで鏡で自分の顔を見るたびに本当に物悲しくなります。とくに水平に埋まっていた歯があった右側の腫れが特に激しく左右アンバランスな輪郭。治らずに一生このまま腫れた顔になってしまったら・・・と考えるだけで鬱な気分が襲ってくるほど。

そんな私のブサイクな顔をみるたび、「プッ」といったようなこみあげてくる笑いがこらえられない様子のうちの相方。本当に失礼なやつです・・・。

と、同時に腫れている部分の皮膚の色が顎から首にかけて黄色く変わりました。これは内出血によるもので「血腫」というそうです。

とにかく最初のうちは体調もなかなかよくならず、あっさりとしたゼリーを中心にインスタントのポタージュを飲んだりと水分をたくさんとるように心がけました。

ですが4日目を過ぎたあたりから体力も回復。体は元気なのに食事が思うように摂れないというは本当にイライラするものですね。やがて食欲が抑えられなくなり、痛みとは別の意味でツライ思いをします。とにかく固いものが食べたい!赤身のステーキや焼き鳥などをかぶりつきたくてもうたまりませんでした。コリコリのミル貝やあわびが食べたい~と毎日イライラ。

しかしまだ口も思うように開かず、顎の痛みや違和感などもあるので食事もままならないのです。かといってウイダーインゼリーやおかゆにはもううんざり。

というわけで今回このような状況で大活躍してくれたのが、暑い夏の味の代表でもある「そうめん」。さっぱりつるつるして喉越しもよく柔らかめに茹でれば、噛まずにそのまま飲み込んでもまったくOKです。しばらくの間は毎食「そうめん」で食いつなぎ生きている状態でした。ズルズルと勢いよくすすることはできませんが麺類はほとんど噛まずに飲み込んでいる習慣があるせいか、よく噛んで食べるご飯やパンなどに比べて歯茎に当たることもなくスムーズなのです。

さらには、アボガト、フムスといった豆をすりつぶしたものを食べたり、ウニやマグロ、ハマチなどの刺身は念には念を入れて細かくたたいてから食べたりとそれはもう赤ちゃんの離乳食並み。とにかく食事のバリエーションをつけてなるべくストレスがたまらないように努力しました。

多少の違和感は残っているものの血腫とともに腫れも6日目を過ぎたあたりでなんとか収まりつつありました。



そして1週間後に検査のため、病院へ向かおうとすると・・・そこで思いもよらない事件に遭遇してしまうことに。


つづく。


The UCLA School Of Dentistry
Center For The Health Sciences
10833 Le Conte Ave
Los Angeles, CA 90095
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# by cabayarea | 2006-07-31 03:52 | ( ゚д゚)
A.O.C.
a0027492_19572179.jpg
先週は友人tobigumaさんが東海岸よりはるばるこちらLAへ遊びにきてくれました。というか東海岸からというよりは「不思議の国」からきたと言ったほうがしっくりきてしまうぐらいの「天然」さは相変わらずで思わず嬉しさをかみしめる私。彼女は本当にまわりの人を楽しませてくれます。

久しぶりの再会をお互い喜びつつ、tobigumaさんは開口一番「ねえ!そういえばビアードママにつれてってよ!」。

「び、ビアード・・・ま、ママ?・・・???」私はなんのことを言っているの分からずポカン~としていると、すかさず「ほら~あの~シュークリームの~!」。


ハッ・・・Σ(゚Д゚;

と、それは「ビアードパパ」のことでした・・・。

そんな彼女と一緒にいろいろ行きたかったお店がたくさんあったのですが、結局前回と変わらず日本食三昧であれよあれよいうまに3日間が過ぎていってしまいまして。実はその案内したかったお店のうちのひとつがこの「A.O.C.」。

店名(AOC=Appellation d'Origine Contrôlée)からも分かるようにWineが主役のお店。そしてこの主役をささえるのがCalifornian, Mediterranean, そしてFrench風のTapasメニューたち。

Tapasといえば個人的にはBerkeleyの「César」がNo.1。ということで加州南北対決、さっそく食べ比べしてみました。

a0027492_2015690.jpgまずWineにはかかせないCheese類はGoat, Sheep, Cow, Blueを取り揃えており、それぞれ3~5種類ほどメニューにありました。Goat系は苦手なのでそれ以外で盛り合わせ「Three cheese($15.00)」をおまかせで注文。

そしてウエイターが各チーズを説明してくれたのですが、チーズの知識がないのでなんのことやらサッパリ分からず。唯一聞き取れたのが「Manchego」というチーズの名前だけ。マンチェゴといえばスペインを代表するチーズ。しっとりと柔らかくて羊独特の風味があって個性がなかなか強いチーズなんですが、このチーズの美味しさを教えてくれたのがやっぱりあの「César」。それ以来我が家ではマンチェゴチーズのトリコになってました。

一方ワインはそのラインナップで世界一周してしまえるのではと思わせるほど種類がありすぎて困るほど。簡単に好みを伝えてテーブルについたウエイターにおまかせで選んでもらうことにしました。テイスティングスタイルでも注文を受け付けてくれるので、テーブルの上はグラスだらけという人たちもいて、とても楽しそうに飲み比べをしている光景があちこちありました。

a0027492_20154816.jpgこんなふうにテーブルに出されるBread類が美味しいとそれだけで次に出てくるであろう料理の期待値もぐんぐんと高まるものです。さらに欲を言えば、普通にバターがでてくるよりも、オリーブやハーブのペーストなんかが出てくると私の場合嬉しいですねえ。ここはオリーブのペーストの他にこの茶色のインド風味なペーストもあってこれが最高においしかったのです。


a0027492_20162691.jpgTapas Barにくるとドンドン注文せずにいられない私。日本の居酒屋魂が呼び覚まされるような感覚に陥ります。チーズときたらやっぱりサラミもねということで「Coppa, Sopressata and Cacciatorini($9.00)」の3種盛り合わせを。これはCoppaという豚の頭から腰にかけての肉の部分を使い熟成させたサラミ。みしっとした歯ごたえと肉の旨味が濃厚。

奥のほうにちらっと見える赤っぽいのが「Sopressata」。Sopressataはイタリア南部の典型的なサラミだそうでこれがまたかなり強い唐辛子の風味です。というかまじで辛いですこれ。でも辛いものって後をひくんですよねえ。ひーひー言いながらつまみました。

a0027492_20164216.jpgそしてこちらが「Cacciatorini」。
Cacciatoriniはにんにくや白ワイン、黒胡椒などのスパイスで味つけしたこれもイタリアのサラミ。「Hunter Style Salami」とも呼ばれていて、1本の大きさが4~8inchと小さいのは、ハンターが狩りの時にポケットに入れて持ち歩いて昼食に食べたりするからなんだそう。

サラミといえば、私の実家ではお中元やお歳暮などで贈られてくる贈答ハムの詰め合わせにサラミが混ざってたりした場合ぐらいしか食べる機会がなかったよなあ・・・としみじみ思いつつ。私の中ではいまだに「高級嗜好品」という印象があります。


a0027492_2016594.jpgそしてこれが飛び上がるほど美味しかった「Chicken Liver Crostini with Pancetta($8.00)」。
鶏レバーの臭みがまったくなく、まるでフォアグラ状態。う~旨い! カリカリのバゲットにたっぷりのレバーペースト、そしてこれもまたカリカリに炒めた生ハムの王様パンチェッタがトッピングされてます。このパンチェッタの食感と塩気がちょっとしたアクセントに。とにかく本当にワインとぴったりあう1品ですよこれは!

ちなみにレバーペーストは1度手作りに挑戦してみようと思いつついまだ実現できていない料理のひとつ。新鮮なレバーが手に入るとまっさきににんにく&ニラたっぷりのレバニラ炒めにしてご飯と一緒にわさわさ食べてしまうからなんですねえ・・・。そのほうが簡単だし。


a0027492_20172990.jpg「Smoked Black Cod, Pumpernickel, Cucumbers($14.00)」。
Pumpernickelという独特の風味があるパンの上に燻製した魚のタラがのっているというちょっと変わった一品。Pumpernickelはハマった時期がありましていろいろなお店で買って食べたりしましたが、あの独特の酸味が病みつきにさせるのでしょうか。酸味があるパンといえばSFではSourdough Breadが有名ですが、実はこちらは苦手。

a0027492_20174735.jpg「Spiced grilled Chicken, Chickpeas, Muhammara($13.00)」。
・・・むむむ。実はこの鶏肉、「わきが」の味がしました。アメリカでは何回かこの風味に出会ったことがあるのですが、血の匂いもしくはスパイスの風味なのかどうしてこのような味がするのか分からずいまだ困惑しています。

この鶏肉の上にかかっている「Muhammara」というチリソースペーストは中近東独特のもの。ウォルナッツを砕いたものをベースに唐辛子などをまぜ、ザクロのジュースでのばし、トルコではこのペーストをピタパンにつけて食べたりするほか、肉・魚料理にかけたりして食べたりするそう。


a0027492_20188100.jpg「From wood burning oven」と称した調理法で提供されるメニューがいくつかあるのですがその中から「Clams and Sherry with Garlic Toast($13.00)」を。シェリー酒の香りと貝の旨味がしっかり出ているスープが美味。

アメリカでは基本的に「量にこだわる」風潮があるため、ここのお店では、この値段でこの量?!と思う人が多いせいなのでしょうか初めてのお客には「Tapasというスタイルで1品1品の量が少ないからよろしくね」と注文する前に警告してくれます。しかし昨今のTapasブームのせいか連日予約でいっぱいだそうで、ピーク時のエントランス近くのカウンターには、たくさんの人がワイン片手に空席を待っていました。

a0027492_20183614.jpg美味しいワインですっかりいい気分になり店を出たのに、アメリカは「夜が暗い」から外に出た途端なんとなく寂しい気分に。飲んだあとにちょっとふらふらと、酔い覚ましもかねてネオンがまぶしい街中を歩いたりするのが好きな私は「やっぱり日本がいいよなあ~」とついつい思ってしまうのでした。

A.O.C.
8022 W 3rd Street
Los Angeles, CA 90048
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# by cabayarea | 2006-07-19 22:54 | Restaurant & Food