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YAMARIKI
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今回の日本滞在もあと残りわずか。日本でしか絶対味わえないものを求めて東京下町を彷徨う私。ちなみに江東区生まれの私ですがもうほとんど葛飾区のほうが詳しいぐらい。といっても葛飾区在住者にはかないませんが・・・。

この東京下町の縦断している京成線は上野から始まって・・・

日暮里
町屋
千住大橋
関屋
堀切
お花茶屋
青砥 高砂 柴又 金町
立石
四つ木
八広
曳船
押上

といった各駅を網羅しているわけですが、営業の仕事をしていた頃はこのあたりが担当だったこともあってなじみがあります。ちなみに東急田園都市線沿いにも住んでいたことがあるんですが、京成線と田園都市線は乗っている人のせいなのかなんか車内の雰囲気がかなり違っていて最初驚いたことがあります・・・。

と話はそれましたが、あの大衆居酒屋の雰囲気はどうもダメという友人(女性はしょうがないですね・・・)を無理やり誘って江東区・森下にある「山利喜」へ。ここは言わずとしれた有名店なので友人もなんとか納得してくれるだろうと思いチョイスしてみました。

YAMARIKI_a0027492_08657.jpg大正15年創業の老舗で現在の3代目はフレンチ出身。名物は「やきとん」とこの「煮込み」。さっそく「煮込み玉子入り(550円)」と「ガーリックトースト(220円)」を注文しました。メニューには「煮込み」と「煮込み玉子入り」があるんですがほとんどの方が玉子入りを注文。ちなみにツウは「ニコタマ1つ!」と注文するそうですよ。さらになんと玉子だけの注文もできるそうです。

それでこの煮込みを食べ終わったあとに残った汁をガーリックトーストですくって食べるんですが、これがまた最高に旨い~!意外な組み合わせなんですが本当においしいんですよ!ガーリックトーストにそのまま煮込みのせてかぶりついてウマーと叫んじゃうぐらい。

煮込みには牛シロに八丁みそとブーケガルニ、ポートワイン、ザラメといった材料を使っており洋食出身のオーナーのセンスがきらりと光る一品。そうですここの煮込みは「臭くてダメ」という女性でもおいしく頂くことができるんですよ。もちろん友人も完食。

煮込みの皿がちょっと風情があっていい感じなんですが、柳川鍋を使っているそうです。何度も煮込みから出る油で熱し皿に味がしみこむまで繰り返して使っておりこだわりが感じられますね。

YAMARIKI_a0027492_083121.jpgメニューはホント酒飲みにはたまらないラインナップ。これは豆腐よう(沖縄直送)。酒のアテに最高!ちなみにここのフライドポテトも最高!普通のフライドポテトと思ったら大間違い!手が込んでいてさすが!といった感じです。どんな感じなのかは食べてみてのお楽しみ!

しかも常連客が飽きないようにメニューの半分は約1週間で入れ替えているそうです。ドレッシングやマヨネーズ、それにパン粉やブイヨン、コンソメ、ウーロン茶まで自家製らしく手間ひまかけてますね。食べると味にやさしさを感じます。

私は大衆酒場の雰囲気が好きなのでもっぱら本館ですが、そういうところに慣れていない特に女性の方々には新館をお勧めします。新館の店名には「大衆酒場」の文字がありません(笑)し、店内も新しくメニュー構成も若干洋風寄りになってます。

大衆酒場 山利喜 本館
東京都江東区森下2-18-8
03-3633-1638

酒場 山利喜 新館
東京都江東区森下1-14-6
03-5625-6685
by cabayarea | 2005-01-22 23:59 | Tokyo 2004


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